見出し画像

セカンドブレインとパーソナル・ナレッジマネジメント(KPM): 情報過多の時代で勝ち残る方法

セカンドブレインとパーソナル・ナレッジマネジメント(KPM): (要約)私たちは今、情報の洪水の中を生きています。あふれる情報があらゆる方向から押し寄せながらも、インプットからアウトプットまで全てを処理して成果が求められます。この記事では、3つの動画でその究極の解決方法を提案します。

動画1: クリエイティブ情報をセカンドブレインに収集する
動画2: 知識をセカンドブレインで醸成させアイデアを発掘する
動画3: セカンドブレインからクリエイティブな成果をアウトプットする

情報過多の時代で勝ち残る方法

私たちは現在、情報の洪水の中を生きています。時代か紙の情報からデジタルの情報へと急速に移行しています。

これまで、通勤電車と言えば新聞、雑誌や紙の本を開いて会社がはじまる前に情報収集にいそしんだものです。

しかし今、スマホがガラ系に取って代わり、私たちが目にしているのはスマホの画面に映し出されるのはスマホアプリのマンガやニュース、SNSのニューズフィードが下から上へとスクロールされ一瞬にして流れていきます。

気になる画像や動画があれば一瞬指で止めますが、ほんの数秒後にはまた画面の上へと消え去ります。

メールボックスは仕事と雑多なお知らせやオンラインショップの販売メールであふれかえっています。未読のメールはもう処理しきれる数ではなくなり、とうの昔に追いかけるのをやめてしっているかもしれません。

未処理のメールは仕事の期限に直結していることが少なくありません。ですから、次々と受信するメールから目が離せません。

そして職場や依頼を受けた仕事には、常に結果が求められます。

あふれかえる情報の洪水、迫り来る期限、求められる結果の中で私たちの頭の中はいっぱいです。このままでは精神的にも破綻しかねません。

一体どうしたら、必要な情報を必要な場所に保存し、整理し、自分自身も上司や顧客に満足以上の評価を得ることができるのでしょう?

セカンドブレインとパーソナル・ナレッジマネジメント(KPM)

知識をインプットの収集、整理、処理し、成果物としてアウトプットまで一気通貫したアプローチを提供するシステムにセカンドブレイン(第2の脳)があります。

GTD、ストレスフリーの仕事術というDavid Allen氏が提唱したタスク管理術から発展した、個人の知識管理とプロジェクト管理を統合したアプローチです。ここ数年、英語圏のナレッジワーカーたちに急速に広まっています。

現在、私たちのほとんどの仕事は知識を使って付加価値をつけた知識や成果物をアウトプットすることに関係しています。ナレッジワーカーとはピーター・ドラッカーが提唱した用語です。

しかしこれまでも、さまざまなツールの使い方や比較は数多く議論されながらも、ナレッジワーカーが信頼して使えるインプットからアウトプットまで一気通貫したアプローチはありませんでした。

セカンドブレインとは、アウトプットを前提として必要な情報を効率よく収集し、その整理から理解を効果的な枠組みでプロセスして、創造的なアウトプットとして出力するまでのパーソナル・ナレッジマネジメント(KPM)の方法論です。

ティアゴ・フォーテ氏というITコンサルタントがシリコンバレーで考案し、現在は70カ国以上の数千人の高度な知識を扱うナレッジワーカーが活用しています。Building a Second Brain(BASB )提供されいます。

このアプローチは、米国インテリジェンスや軍事情報局でも活用され、スタンフォード大学でも教材 Hacking4Defense (H4D) として選ばれています。 Second Brain Case Study: Progressive Summarization in the Intelligence Community

セカンドブレイン(第2の脳): 動画3回シリーズ

筆者は現在、BASBのエバンジェリストとして日本のナレッジワーカーに紹介する役割を担っています。

自らも実践して成果をどう出しているか、どのように活用できるのか、その詳しい情報をnoteのマガジンセカンド・ブレインと読書術」とサークルのセカンドブレイン(Second Brain)研究会」で公開していきたいと思います。

今回、セカンドブレイン(第2の脳)の全体像を解説する動画を3回シリーズでお届けします。

動画1: クリエイティブ情報をセカンドブレインに収集する
動画2: 知識をセカンドブレインで醸成させアイデアを発掘する
動画3: セカンドブレインからクリエイティブな成果をアウトプットする

まずは、「第1回: セカンドブレインでクリエイティブ情報を収集する方法」からです。

ここから先は

494字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?