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弊社のお仕事について~CAD&CAM編~

いつもお世話になっております。大塚木型です。
本日は、弊社のお仕事の流れをご紹介していこうと思います。
まずはCAD・CAMオペレーター部門から

そもそもCADってなんだ?

◆お仕事を受注する

ありがたいことに日々多くのお客様よりお仕事を頂いております。
工業系や芸術系分野も様々。
現在メインは発泡スチロールの型製作ですが、樹脂型や木の加工なども行っております。

お客様からは製品図面を頂くか、3Dデータを頂く形でCADでの作業が開始となります。

◆図面の理解

弊社は鋳造用の型を製作することが多くなっております。
そのため、方案図と呼ばれる製品図から鋳物をどのように製作するかが書かれた図面が必要となります。

その際、図面を見て製品形状を頭の中で描く能力の他にも、方案図を読み解く能力が必要になります。

この製品はどのように鋳物を制作するのかな
どうやって型を砂から抜くのかな

など、方案図を読み解くことで鋳物における型作りが決まるのです。

入社当時、初めて方案図を見たときはちんぷんかんぷんでしたが、仕事に携わっていく中で理解することができましたし、
何事もあきらめず粘り強く取り組むことが肝心です。

◆モデリング(CAD)

製品形状、方案の理解ができたら、3Dを制作します。

主に3次元CADを使用しています。頭に描いた形状を少ない手数で簡単に形に起こしていくにはどのような手順で組み立てるかがまず大事になります。
やみくもに線を書いて突き出すだけではいけないのです。

基本は必要なラインを書いて
どーん!

◆加工ができるように細工

製品形状のモデリングが出来たら検査をし、次に型の形になるように形をさらに整えていきます。

また、弊社の加工機で加工できるような形のものを製作します。

◆加工データの作成(CAM)

前段階で、加工機で加工できる形状になったものを使用して、加工データを作成します。

切削対象の製品の3D形状を見て、
・どんな刃物を使用するか(太いの細いの長いの短いの色々あります。)
・負荷がかからないようにどう削るか
・如何に加工時間をつめれるか

などなど、様々な条件や加工方法を想定しながら加工データを作成していきます。
加工データを作成する際も時間との勝負
如何に短時間で多くの加工データを多く作成することができるかが肝になってきます。

また、仕上がりについても
粗めの加工で良い場合や、精密な加工を求められる場合など様々

加工ピッチを変えることも可能ですので、お問い合わせの際希望をお伝えくださいね。

以上、ざっくりとした説明ではありますが、弊社のCAD・CAMオペレーターのお仕事内容でした。
もしこんな仕事をやってみたい!等ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
会社見学も受け付けておりますので、お電話、もしくはHPのお問い合わせよりお願いします。


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