支援員

【雑感】支援員として、約2か月学校で働き感じたこと

特別支援教育支援員として、ある中学校にお世話になっている。

そもそも特別支援教育(支援員)て何?という方の方が多いと思うので、↓の画像を参考に。

制度的には、10年ほど前にできたものの様子。

大人になって、日常的に学校に来るという経験から、現時点で感じたことを残しておきたい。

先生は激務。にもかかわらず、愛情はんぱない

一番は、これに尽きる。わが子でもなく、3年という短い期間にも関わらず、優しく・時には厳しく、関わっていらっしゃる。

ニュースとかでは不祥事ばっかり取り上げられますが、先生の働く姿、本当に尊敬です。

「働き方改革」の難しさ

時代はえげつない勢いで変わっていき、本来なら、時代時代に合わせて教え育むことも変化できるのが理想だとは思うのですが、なかなか難しいなーとも感じます。

今の学校の集団教育の始まり・歴史などを見ると、言うほど長くはないのだなとは感じますが、課題が散らばりすぎて、思い切った決断が難しいのだと感じます。

でも、勤務時間にはほぼ授業があって、生徒の課題を丁寧にチェックして、クラスの子のイレギュラーな対応もして、部活も指導して、そりゃたまには土日もって…愛情すら枯渇しないか、心配になります。

足並みそろえて集団授業の限界

僕は所謂普通の教室にも出入りしており、30~35名の生徒と先生の授業で

読み・書き・計算の苦手な子を中心に、円滑に授業が進むためのサポート(教育ではないとこが、支援員)をしている。

(2か月たらずで、僕自身の支援の力量不足は否めない。けど色々感じることはあるのだ。)

人の理解 ーインプットのしやすさー には、耳・目・身体派があるが、3方全てからのインプットを意識されている授業はあまりない。おそらく、先生方は耳での理解に優れている方が多い。

だからか、声のみで伝達が割と多い。聞き取れない子に、場合によっては指導が入る。

僕は目(視覚)優位で、申し訳ないくらい、耳の情報が抜けていく。
だから、必死でメモをとる。メモに残せば振り返れるし、得意な目で再度確認できる。ただ、これを習得したのは、社会人なってからだ。

こんなに差があるか!?と思うくらい、「教科書〇ページ開いて~」の先生の指示での動き出しは人それぞれ。

そして、これは実はめっちゃ勉強のできる子にも影響する。勉強ができない子だけが聞いてないのでなく、言われてすぐに理解できるタイプの子も、勝手に色々すると怒られるので、することなくポケ~としている場合もある。(先日テストが返却され、あまり授業聞いてないのに、点数いい子にびっくり!しかも、それは1人でなく…)

ただ思ったことを書き、何が言いたいか分からなくなってしまいましたが

一番は、僕が元々いた医療業界と同じく、仕組み自体が適用の限界じゃないか?ということです。

医療と同じく、全国足並みそろえて、平等の名の元に出来上がっているかと思うので、現場での権限の変化がポイントなのかと感じました。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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