「河野大臣は責任逃れ?」、「羽田-伊丹は30分」/逢坂誠二 #7533
【23年8月17日 その5836『逢坂誠二の徒然日記』 #7533 】
昨日は函館市内3箇所で街宣を行った後、上京しました。夕方から幹事長、政調会長と今後のことについて打ち合わせを行い、今日は都内の朝です。夕方には帰函します。
夜明け前の都内、多少、雲がありますが晴れの雰囲気です。天頂には木星が輝いていますが、それ以外の星は見えません。朝の気温は26度です。日中は35度、晴れの予報です。
1)河野大臣は責任逃れ?
えっ、ちょっと。ちょっと。耳を疑いました。
河野大臣が「けじめ」と称して、閣僚給与3ヶ月分を自主返納すると発表しました。
今回のけじめと自主返納は色々な観点から問題があります。そもそもマイナカードやマイナ保険証など一連のマイナ問題に関し、担当大臣としての認識が極めて曖昧です。
*マイナ問題のどこに課題があるのか
*今回のマイナ問題の何に対して大臣は責任を取るのか
こうした点が全く不明のまま今回のけじめを発表しています。問題点を明確にせず、けじめを発表するのは、問題隠しです。
さらになぜ3ヶ月なのかも不明確ですし、大臣給与3ヶ月分とは具体的にいくらなのか、これも発表されておりません。
今回の「けじめ」がみそぎになるなら、完全な責任逃れです。
河野大臣の説明によれば、今回の処分の理由は以下です。
*公金受取口座の登録サービスにおいて、誤登録事案が少なからず発生したこと
*庁内の情報共有体制が不十分で初動が遅れたこと
確かに口座問題は一つの理由です。しかし河野大臣が言及しなければならないのは、昨年秋に突如発表した、現在の健康保険証の廃止です。行政府として十分に検討した形跡もなく、あと先も考えずに廃止を打ち出したことが、現在の混乱の発火点の一つです。これに言及しないのは、完全な責任逃れです。
河野大臣は具体的な給与の削減額を明らかにしておりません。一部報道に大臣給与3ヶ月分は、35万円との推計がありました。この額ならば河野大臣には、痛くも痒くもないのではないかと思います。
また河野さんは、3ヶ月先も大臣をされているのでしょうか?給与を自主返納するから大臣を変えるなとのサインだとすればあまりに姑息です。
2)羽田-伊丹は30分
この日記の読者の方から、日本が主権国家ではないことに関し、次の様な意見を頂きました。
==以下、抜粋引用==
ご指摘された問題が、多くの国民がまだまだ知らないのではないでしょうか。もう一歩進めた話をしないと実感しにくいかも。
例えば、横田空域がなくなったらどうなるか。羽田-大阪が1時間が30分になる。ガソリン代は節約される。リニアよりも優位になる。地域振興につながります。
==引用終了==
このご意見、本当にその通りです。もっと具体例で分かりやすく伝えることの重要さを痛感しています。それにしても羽田大阪が30分とは凄いですね。
調べてみたら、航空評論家の秀島一生さんが、
「もし全域返還されれば、大阪国際空港までなら現状50分程度のところ、30分近くで着くようになるでしょう」と週刊ポスト(2014年10月10日)で述べていることが分かりました。
主権回復と同時に時間短縮、これは分かりやすい例示ですね。ご意見に感謝します。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.8.17===
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