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麦茶と映画

自販機の水が売り切れていたので麦茶を買った。麦茶とめんつゆを間違えた、といううっかりエピソードは定番だが、たしかにここまで見た目が似ていてどちらも夏の代名詞とくれば間違うのも無理はない。自販機から出てきたのがめんつゆだったとしても僕は気づくことなくグビリといっただろうが、幸いなことに中身はちゃんと麦茶だった。日本の飲料メーカーは真面目である。

残虐すぎる内容で話題になっている映画を観た。けっこうな客入りで期待の高さが伺える。内容は評判に違わぬグロテスクさで若干具合が悪くなったが楽しかった。めちゃくちゃ殴ったり目を刺したりしていた。見終わってから観客みんなでぞろぞろと外に出る感じがなんかよかった。このままさっき見たような惨劇が起こりそうなムードだったが、誰も殴られたり目を刺されたりはしなかった。日本の映画の観客は真面目である。

今日はそんな感じでした。


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