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風呂寝ダメ、ゼッタイ

また風呂で寝てしまった。今年に入ってからもう何度目かわからない。風呂で寝ると体が冷え、下手すると風邪を引きそうになるので危険なのだ。絶対に上がってから布団で寝た方がいい。それはわかっている。わかっているのに寝ちゃうのだ。

風呂で寝るときは湯につかった時点で「こりゃ寝るな」という予感がある。そして案の定寝る。有言実行と言えば響きはいいが、もちろんそんないいものではない。実は中学の卒業文集に「将来は風呂で寝るのが夢」と書いていたんです、じゃないのである。寝そうだな、と思って寝ちゃうというただただだらしない話で、寝る予感があるならそうならないように頑張ればいいのだ。なぜそれができないのか。後悔するのはわかっているのに。情けない。

ただ、風呂でうとうとし出したときの気持ちよさは非常に魅力的であり、どこかでそれを求めてしまっている自分がいるのは否めない。冷えた体がじわっと暖まり、そのまま睡魔に身を委ねる快感。その一瞬の快楽に手を出したばかりに、ずるずると堕ちていってしまうのだ。恐ろしい話である。

ストップ、風呂寝。風呂寝ダメ、ゼッタイ。


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