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コロナ自粛で見つめ直す、特別な日の過ごし方

世界人口の1/4を占めるイスラム教も、コロナにより大きな影響を受けている。本日4/16掲載の日本経済新聞の記事より。

イスラム教の信徒が礼拝で集まったり規制で移動したりする機会となる断食月(ラマダン)が4月23日頃から開始する。

ラマダンでは、イスラム教徒は日の出から日没まで原則として水を含む一切の食事を等信仰心や連帯感を高め、イフタールと呼ぶ日没後の食事は夜遅くまで親族などと楽しむことが多い。

通常であれば集団礼拝を行い、夜店なども出店したりするのだが、コロナの影響で集団感染を防ぐために、2大聖地のメッカメディナを管理するサウジアラビアはラマダンの間も巡礼の受け入れを停止する。


自粛の中、特別な日を如何に効果的に過ごせるか

宗教関連の行事や例年執り行われる季節行事は今後も自粛が必要だ。

だがしかし、自粛の中でもその日を大切な日として迎えるための工夫ひとつで過ごし方が変わると思う。

中国でのオンライン墓参り然り、オンラインの活用や自宅で行える簡素なこともあるはずだと思う。

今回のラマダンの件にしても、集団礼拝は禁じることで連帯感は損なわれる可能性があるが、連帯感を感じさせるような オンラインでのSNS投稿、ライブ動画が出てくるであろう。元からあるかもしれないが、テレビ放送でラマダンを放送するのも1つかもしれない。

日本でも5月5日にはこどもの日を迎えるが、そうした時にいかに代替案が出せるかが試される。

衣装だけをレンタルして写真を撮影する、衣装を着たまま豪華な食事をする、それだけでも十分に得られるものがあるかもしれない。

5月第二土曜日には母の日、6月第二土曜日には父の日、7月7日には七夕と、毎月のように行事が待ち構えている。


3密を避けながら、参加した実感が得られる体験。

もしくは、全く新しい体験で同様の効果が得られるものを作り出すのも1つだ。

「父の日と母の日で感謝の気持ちを伝える」であっても、より一層通販が利用されるだろうが、対面して交流できない分、手紙を利用する人も増えるかもしれない。

対面できない分の「体感」を手作り・手触りで伝えようとすることも出来ると思う。

こどもの日でも、普段は伝えられていない気持ちを、子どもに手紙を書いたり、あえてビデオレターとして動画にしたりすれば、読み返したり見返したりすることもできる。

未熟でもいいから、想いが伝わるような日になれば、素敵な1日になると思う。感情が動けば素敵な1日になると思う。

行事などの特別な日の過ごし方を今一度見つめ直すいい機会になればいいと思った。

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