夢2/11

加藤や高橋くんやなっちゃんに楽譜とiPadとピアノを提供し神聖かまってちゃんの曲を演奏する
高校生、早朝 ピアノ練習 
島根の家

この世が夢だとしか思えない
だとしたら僕は本当に夢遊病になってしまったんだ
これは夢だからこうすれば浮かべる

会うことのない昔の同級生がいた
僕らは修学旅行に来た
バスに乗っていた先生を
川の写真を撮るとiPhoneが誤作動する
伊織と話していた
ゆうたとけんとがいた
みんなこれは現実だと思ってるみたい
でも僕はこれが夢だとしか思えなかった
だからとうとうおかしくなってしまったと面白がられていた
でも僕はこれが現実だとは思えなかった
教室の中でもそう思っていた
だから先生に注意した
これは夢だって
そして夢を見ているのは全員だ
全員で夢を共有している
目を覚まさなければならない
僕は目が覚めるように試した
写真を撮ったり浮かぼうとしたり戦ったり
でも夢は終わらない
僕は夢に囚われた
夢の中で夢だと確信しても誰も信じない

この能力を持つ人は少ないのだと思う
夢の中で意識があって話ができる人はそんなにいないと思う
僕は夢の中で過ごしていてこれは夢だってわかっていることが多いから
夢じゃない時にもこれは現実だという実感がない
夢でも再体験する
浮かんでみようと思っても浮かべなかった
だから一瞬もしかしたらこれは現実?と疑った
目の前にいるのは中学生
その矛盾にさえ気づけばこれは夢だって確信できた
僕は夢の中で現実を生きることはない
全ては夢だ

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