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今日は映画を二本観た。朝から「ヒトラーの虐殺会議」を半分だけ観てそのあと途中で抜け出した。会議が長くて長くて耐えられなくなったからだ。本屋さんに行って漫画を買った。「取るに足らない僕らの正義」という一冊完結の作品だ。SNSに多野小夜子という女性が出てきて歌を投稿する。登場人物たちはそれぞれの多野小夜子にまつわるお話を展開していく。若いからすぐに交尾をする。それが羨ましい。おしゃれで現代的で刹那的で。多野小夜子は自殺するが皆んなが羨ましがっているインフルエンサーだ。本当は皆んなと変わらない弱い人だけれど周りからの評価はどこでも良さそう。高校生が憧れたり同い年の会社員が恋をしたり人を翻弄する存在だ。かっこよくて可愛い自分もこんな女になれたらなと憧れた。誰かに似ている気もするけれどそれは考えないほうがいい。本当は会いたかったけれど時期が悪かった。仲良しになれたと思うのだけれど。友達を友達になる前から失ういつもの失敗をしてしまった。自分は人からよく嫌われる。遠ざけられて孤独にさせられる。人間とうまく関わる方法を知らないからだ。僕は街で迷子になった小狐だ。臆病で陰湿な獣。ノースマンの世界なら黒狐になってる。主人公を山に連れていき予言を遂行する。「ノースマン」はとてもよかった。「ウィッチ」の監督が撮った作品。久しぶりにいい映画にまた出会えた。朝の会議は一体何だったのか。ブルーボトルコーヒーでカプチーノを頼んで一時間くらい漫画を読んでいた。外で読む漫画は楽しい。交尾の描写も外で読めるからコーヴィとは違っていいね。コーヴィをブルーボトルコーヒーで再生したら大変なことになる。時限爆弾を抱えて店にいるみたいなスリルがある。音が漏れたらとか大画面になったらとか楽しいことばかりだ。皆んな滅んでほしい。カプチーノは漫画と共に。コーヴィはノースマンで。アニャの裸の背中が映される。交尾がしたい僕は見惚れる。アニャはウィッチでトマシンだった。最後のシーンで空中へ飛び上がり魔女たちと共に別の世界に行ってしまう。最後は笑ってたから散々悲惨な目にあっても楽しかったのかなとか思う。アニャはさっきまじないしだった。謎の言葉を囁き大地と交信する。シャーマンだ。鼠は麻倉葉が気に入っていたみたい。僕はリゼルグ派だけれど。その頃の自分がリゼルグに共感していたからその頃はリゼルグが一番好きだった。モルフィンも可愛いしハオを強く恨んでいて楽しいしあの頃はリゼルグ大好きだった。でも今ではコーヴィの好きな変態だ。皆んな本当は交尾がしたくて仕方がない。僕はその代弁者になってやろう。ほっほっほっほー。でも本当は怖くてなかなか機会をつかめない。何故なら3年と少し前にレイプされたから。男なのにレイプ?と思うかもしれない。僕は目隠しをされて道具にされた。すぐに終わってくれたから苦痛はない。何も感じなくてよかった。自分は不感症であることがわかった。その時に快楽があったら罪悪感と自罰感にがんじがらめにされて自殺していたと思う。荒地の魔女とハウルみたいに最初は面白い人だなと思って近づいた。でもとても怖い人だった。僕の純潔は奪われて消費された。嫌な経験だ。その人は後でテレビのドッキリに僕を売って散々面白がっていたようだけれど。診療所で特殊メイクをしたその人に会った。声が同じだから変そうに意味はなかったと思う。舞台装置がきっちりと仕掛けられていた。僕は拒んだ。撮影は台無しに。お蔵入り。は!僕の勝ちだ!撮影野郎ども!喰らえ!ザントヴァール!ザントヴァールとは暁美ゆうむが使う爆弾の必殺技だ。巨大な砂鯨の骨格標本を召喚して対象を押し潰し爆破する。「最後の火種」と呼ばれる。は!ハハハハハ。僕は苦しんでいる。救いが必要だ。僕にはカウンセラーが必要だ。訪問看護が。診察が。社会福祉が。安らぎが。レジリエンスが。必要なものは多いが全てを得られるというわけではないだろう。僕には安定した人間関係と安定した心理状態が必要なのだ。僕はあらゆる暴力による外傷後ストレス障害を抱えていてあらゆることものが怖い。夜になるとおかしくなる。それも薬を飲んでいたら大丈夫だけど。薬が切れたら僕はダメになる。ドラッグフォーミー。プリーズミードラッグ。薬はダメ絶対。薬なんてやらないぞ。イギリスに生まれていたら話は別だ。高校におしゃれバンドマンの集団がいて皆んなイケメンで独特な過ごし方をする人たちでかっこよかった。僕の憧れだったのに何も話すこともなく去ってしまった。体育の授業で一緒だったピンクの髪の人は何と呼んでいたっけ。そうだ寺下だ。テラシモと呼ばれていた。いい時期だった。楽しいと苦しいが共存するそんな時期。そろそろ長くなるので今日はこれでおしまい。漫画を読めてよかったし映画を観れてよかった。あーあ交尾したいな。ばか!

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