売れる人の特徴3点〜スタッフ目線編〜
こんにちは、ひろきです。
売り専業界、どんな人が売れっ子になると思いますか?
イケメン?
身体がエロい?
体育会系のお店ならやっぱり短髪ヒゲ?
前髪系のお店なら色白童顔スリム?
もちろんそれも大事です。
が、しかし!
容姿が整っているだけではこの業界、新人期間ブーストで最初は稼げても、お客様が一周するとリピーターがあまり付いておらずお茶を挽く(1本も仕事が付かないこと。「ボウズ」とも言います)日が続き、収入が徐々に減ってくる...
そしてメンタルがやられて稼げなくなり別のお店へ移籍してまた同じことを繰り返すと言う負のループに陥ってしまうことがよくあります。
逆に新人期間の旨味だけを利用し、お店にリピーターを返すことを一切考えずに移籍を繰り返すキャストのことを「渡り鳥」と呼んだりもします。
お察しの通り、あまり良い意味では使われません。
もちろん、お店の雰囲気や客層やコンセプト、カラーがご自身に合っておらず、なかなか指名がつきにくいと言う場合もあります。
お店選びについての記事も今後書いていこうと思います。
今回はタイトルの通り、僕が今まで「スタッフ目線で見てきた売れる人の特徴」を3点書いていきます。
次回以降は「キャスト目線で売れる人の特徴」を書いていきます。
売れる要素はたくさんありますし、人それぞれなので最大公約数の中のさらに一部を書きます。
ご了承下さい。
接客内容がどうこうではなく「日頃の行動でそれが出来ているか」という「人間力」に近い点にフォーカスしていきます。
必ずしも全て当てはまらないと売れないと言うわけではありませんが、あまりにも当てはまる項目が少なかったり、逆のことをしているかも?と思う方は参考にしていただければと思います。
■一度HPに上げた出勤スケジュールを頻繁に変えない
簡単に言えば
「当欠(当日欠勤)をしない」
「少し先の予定でも一度出した出勤日をなるべく休みに変更しない」ことです。
あと付け加えると
「休まないけど頻繁に出勤時間を短くしない」こともあります。
「頻繁に」と言う頻度は人それぞれかも知れませんが、スタッフ側からすると1ヶ月に2〜3回以上変更されると「変更多いな」と思われます。
これをやってはいけない理由は2つあります。
まず1つ目の理由は
「お客様からの印象が悪くなるから」です。
普段風俗を利用されるお客様はお仕事の都合やご自身の予定を見て、予約や問い合わせをされます。
それが当日だけとは限りませんし、3日後、1週間先の予定を見て予約してみようかなと考えている方はかなり大勢いらっしゃいます。
そして、予約しようかなと思っていたのに再度HPを見たら休みに変わっている...
別の日はどうだろう?あれ、この日も休みになってる...
そうするとどうなるでしょう?
「予定がよく変わっているってことは、予約できてもドタキャンされるかも...」とお客様は思い始めます。
先ほどもお伝えしましたが、お客様は自分の予定とキャストのスケジュールを見比べて、予定を調整して予約を入れたり、なんとか都合をつけられないかお問合せをして来ます。
もしかしたら他の方に頭を下げて予定を変更し、あなたの予約を取っているかもしれません。
何度も会っているリピーター様ならまだしも、ご新規様でこれからリピートの可能性があるお客様を自分で潰すのはもったいないです。
まず前提として
・無闇にスケジュールを変更しない
これに尽きます。
どうしても外せない用事ができた際は
・休みの連絡と同時に、代替えの出勤日を提出する
・その予約だけなんとか対応して、ご予約満了に変更してもらう
上記の対応も難しい場合は
・自身が対応できる別の日時をお店に伝え、お客様に提案してもらうようお願いする
その際にひと手間加えましょう。
「◯◯様(お客様)へは『この度は申し訳ありません。◯日の◯時〜でしたらご都合いかがでしょうか?
◯◯様とお会いできるのを楽しみにています』と伝言してもらえますか?」
これと伝言文を必ず添えましょう。
メールやLINEでの問い合わせの場合コピペして送れるのでマネージャーの手間が省けます。
電話で折り返す場合も伝言してもらいましょう。
お客様は別日の提案+「会うのが楽しみ」と言う言葉が付いているだけで「自分のために時間を空けてくれて、そんな言葉までくれるなんて心配りの出来る優しい方なんだ」とあなたへ少し特別な思いを抱くのです。
別パターンとして「◯◯様のご都合が最優先ですのでご無理なさらないでいただきたいですが、お会いできると嬉しいです」
と言う、相手の都合の心配もしつつ委ねるだけでなく「明確に会いたい」と意思表示する貪欲さを見せるのもポイントです。
これは自分が得意なのがタチウケ体型ジャンル関係なく、顔含めたビジュアルの良さを売りにしているキャストは使って損はないかと思います。
高嶺の花に気配りされて会いたいなんて言われたらみんな少なからずその気になります。
あなたのキャラに合ったアレンジで活用してみてください。
少しワンポイントの部分が長くなってしまいましたが、上記のように出勤当日休まなければいけなくなった場合は
「予約のみの対応」
「代替えのスケジュールを提出」
「予約のお客様には謝罪と別日の提案&会えたらうれしい の一言を伝言してもらう」
これらを押さえておくだけでお客様からの信用度がそこまで下がらずに済みますので是非実践して見てください。
2つ目の理由としては
「店からの信用がなくなるから」です。
簡単に当欠したり変更が多いと、お店としては事前予約を受けづらくなってしまいます。
予約当日に休みになってしまうと、前もって予約していたお客様へまず謝罪するのはあなたではなく「お店のスタッフ」なのです。
個人的な連絡先の交換を禁止しているお店も多いので、あなたの都合でキャンセルになったとしても、お断りの連絡は自然とお店がしないといけなくなりますよね。
それでそのまま別のキャストに予約が振り替えできれば良いですが、そのまま予約が消えてしまうと、ひどい場合お客様に説教や嫌味を言われて嫌な気分になったスタッフと、その日お店が保障されていた1本分の売上が消えてしまったと言う事実だけが残ります。
何度もそんなことをされると、当たり前ですが「予約を飛ばすお客様に推せないキャスト」のレッテルを貼られ、その結果新規客をあまり回して貰えない干された状態になってしまいます。
最悪の場合、解雇を言い渡されますのでご注意ください。
変更が多い&休みがちのスケジュールガタガタになると
お客様からは「ドタキャンされるかもだからやめとこ」
お店からは「事前予約取ってもまた飛ばされるかもだから勧めるのやめとこ」
のダブルパンチで暇な日が増えます。
この業界も立派なお仕事です。
せっかくなら社会勉強やご自身のスキルアップの場だと考えて行動してみましょう!
まずは出勤と言う「約束」をしっかり守る初歩的なところからです!
そのためには出勤までの1日の時間の使い方にメリハリが出て行動したり、体調管理にも気を使い出します。さらにいろんなことに気づき、人としての魅力が深まり、必ずリピート率に変化が現れて売れっ子の階段を登っていけます。
スケジュールを守ると言うことは「約束を守る」という事、約束を守るということは「相手への愛情表現」です。
誰かを愛すことなんて本当はとても簡単で、時々とても困難だ。
■出勤スケジュールを早めに出す
上記と少し被っていましますが、お客様は当日以外に先の予定も見て予約を検討しています。
特にこのお仕事は都市部やその近辺ににお店を構えている場合、出張や観光で他県から来る方もたくさんいらっしゃいます。
僕のお店も都市部近辺にあり、実際出張や観光のお客様はよく来られましたし、こちらに来るたびに予約してくれるようになりました。
中にはわざわざあなたに会いにだけ来てくださる方もいらっしゃいます。
そんな方の為にもなるべく20日先、短くても2週間先のスケジュールを早めに提出しましょう。
これもあなたを待っている方への愛情表現です。
売れているキャストはみなさんスケジュール提出が早いです。
■マネージャーに好かれている
要するに媚びろ...ってコト⁉︎
違うヨ!
店舗マネージャーやスタッフはキャストがお客様から頂いてきたお金で備品を購入したり、事務所や個室の家賃を払ったり、マネージャー自身のお給料になりそれで生活をしています。
この業界はお客様ありきであると同時に「キャストありき」なのです。
キャストが居ないお店にお客様は来たいと思いませんし、お客様が居ないお店にキャストは在籍したくないと言う方がこの世界の一般論です。
よく夜職や芸能界を描いた作品に「誰が稼いできてると思ってるんだ!」と説教をする売れっ子キャストやタレントが出てきます。
この令和の時代にかなり減っては来ているとは思いますが、売れるとどうしても「全て自分の実力のおかげ」と調子に乗ってしまう方はいます。
マネージャー側の主な仕事として
・電話やメールにて予約の対応
・キャストに仕事が付くようお客様に必死に売り込む
・盗撮やストーカー行為があった場合守ってくれる
※そもそも滅多とありません
・もう2度と接客したくないNG客に上手いこと言って予約させないようにしてくれる
・プロフィールの文章作成&パネル写真の撮影、アップ
・キャストが提出したスケジュールをHPアップ
・備品の購入や待機室の清掃
これら以外にもやることはたくさんありますし、全て仕事なのでこなして当たり前です。
しかし、そのようにキャストに1本仕事が付くまでに沢山のサポートあるにも関わらず「自分の力で稼いできてやった」と言う態度を取られては気分が良くありません。
マネージャーに必要以上に媚びへつらうことはしなくていいですが、マネージャーである前に人間です。
どのキャストも平等に「在籍してくれている大切なキャスト」には変わりありませんが、やはりその中でも「自分の中の推し」を無意識のうちに作ってしまうものです。
「今日この子ボウズだから付けてあげたいな」「いい子だからお客様に推したいな」と思うのはごく自然なことだと思います。
なので、スタッフを馬鹿にした態度や「自分が稼いでやっている」と思われる発言や行動は慎みましょう。
シンプルに嫌われます。
仕事を付けてもらえなくなるかもしれませんしお客様に「この子はやめた方がいいですよ」と吹聴される場合もあります。
受付スタッフは基本的に元キャスト経験者であったり、キャスト兼スタッフのプレイングマネージャーの場合があります。
逆にマネージャーに好かれるキャストの特徴としては
・ちゃんと遅刻や欠勤せず時間通り出勤する
・「おはようございます」「お疲れ様です」をしっかり元気よく言える
・ちょっとした相談してくれたり、スタッフから話しかけられたときに愛想よく答えてくれる
・出勤人数が少ない日に出勤のお願いをしたら追加でスケジュールを出してくれる
・クリスマスやバレンタインなどの行事や旅行に行った後にお店へちょっとしたお土産やプレゼントを持って来てくれる
みんなから好かれるのは簡単に想像できますよね(笑)
お土産や差し入れは、恩を売ると言うより「日頃の感謝を伝える」みたいなささやかなもので結構です。
マネージャーが業務をしながらつまめるちょっとしたお菓子がちょうどいいです。
要所要所でやってみてください。
そして、スタッフは接客中のスタッフを見ることは出来ません。
なので、お客様から「◯◯くん気になっているんだけどどんな子なの?」と問い合わせがあった場合、身体的特徴やキャスト本人からの申告があった場合の得意なプレイに加えて「日頃自分や周りに対してどんな雰囲気なのか」を伝えています。
むしろそれ以外案内するのが難しいのです。
この仕事って個人プレイにみえて、かなりチームプレイなんです。
よかったら前回書いたヤバキャスト〜大名遊ビ編〜も読んでみてください。
ヤバかった奴らを3人ピックアップしましたが性格悪すぎて全然推されもせず売れてませんでした。
日頃の行いが自分に返ってくると思って接してみましょう。
以上、売れる人の特徴3点〜スタッフ目線編〜 でした。
要するに一般企業における報連相をきちんとおこなったり円滑な人間関係の形成など、大事なことはあまり変わりありません。
これができると、いざ昼職を始めた場合もかなり重宝される人材になると思います。
是非心がけてやってみてください。
最後に、上記3点と似ているけどどうしても入れておきたい項目を書かせていただきます。
結局4点やないか。
■レスが早い
お店から「休みの日だけど◯月◯日◯時〜◯分コース、場所は△△ホテルで問い合わせ来てるけど対応できますか?」
このようなLINEやメールが来た場合、なるべくすぐ返しましょう。
もちろん本業や予定の都合ですぐ返せない、スマホを見ていなかった、まだ予定がわからない場合などあると思いますが、
「本日中に返事します」や「◯日に予定がわかるので待っていただくようお客様にお伝えください」などと一言送るだけでお店は対応してくれますし、お客様側も安心します。
なるべく忘れずにやっていきましょう。
仕事できる人の特徴として、レスが早かったり、返答に時間がかかるなら何かしらの理由や連絡をくれたり、いつまで待ってほしいと提示される方が多いです。
最初は「忙しい〜!私売れっ子じゃ〜ん!💦」と、返事をするだけで大変だと思いますが、慣れてくるとちゃんとルーティンになりますので安心してください。
以上!
ではまた!