「ひとりって、寂しい?」私が、おひとりさま向けメディアを立ち上げた理由。
どうも、お久しぶりです!初めましての方も、こんにちは。
おひとりさま向けメディア『おひとりさま。』を運営しているマロ(Maro)と申します。
『おひとりさま。』では、「今日はひとりがいい。」をテーマに、主にインスタで、ひとり時間を過ごすにあたって参考になるような、ひとりだから行きたい、ひとりで入りやすいスポットを、紹介しております。
2017年からスタートしたのですが、徐々にフォロワーさんが増え続け、先日なんと、ついに1万人を超えました!
本当に感無量です。始めた当初は100人いくのが本当に大変で、もう辞めようと思ったことも何度もありました。
今ではこんなに多くの人に支えられていて、もう感謝しかないです。
私はこのメディアを立ち上げてから、本当に色んな“おひとりスポット”を紹介してきたのですが、
なぜ
「おひとりさま。」メディアを立ち上げ、
運営しているのか。
根本的な理由、思いを話したことがあまりなかったので、今回はこのnoteでそれをお話ししていこうと思います。
「おひとりさま=寂しい?」
最近でこそ、「おひとりさまブーム」みたいな流れもあって、あまり言われなくはなってきましたが、ひとりって結構ネガティブに語られることが多いよなあと。
「ぼっち」というワードは、まさにその象徴だなと感じています。(響きがあまりにも寂しすぎるので、わたしは意識してこのワードは使わないようにしています。笑)
そして、私自身も身をもって、それを感じたことがあります。
数年前、会社の休み時間に外でランチをひとりで食べていた時のこと。
たまたま知り合いの先輩たちに遭遇したのですが、その時
「ひとり、寂しくない?一緒に食べる?」
と、声を掛けられたんです。
その先輩は、もちろん優しさで声を掛けてくれたので悪気はないし、いやむしろ厚意でそうして下さってそれ自体に何の罪もないのですが
あーやっぱり、ひとりで食べてるという行為自体が寂しく思われているのだなと思うと、少し悲しくなりました。
私自身はむしろ、仕事で悩んで少し息詰まっていて、とりあえずひとりで心を落ち着かせたくて、あえて「ひとり」を選択していたので。
もっとひどいときは、「ひとり…ですか?」ってちょっとお店の人に白い目で見られることもあったりして…
悲しくって、悔しくって、やりきれなくって。
だからわたしは、この時思ったのです。
ひとりっていう選択も、ありだよね。
ってみんなが思うような、そんな世の中にしたい!と。
「あの人、ぼっちでかわいそう~」
「ひとりでこんなところに来るなんて変だよね」
って、みんなが思わない社会になってほしいなって。友達と過ごすのもいい、カップルで過ごすのもいい、家族で過ごすのもいい。
それと同じように、ひとりで過ごすのもいいよねって思ってもらいたいなって。
だから、まずはとにかく、
ひとりって、楽しい。
ということを伝えていきたいなと、思っています。だって、私が知っている「ひとり時間の過ごし方」って、すごく楽しいから。
「仕方ない、ひとりで過ごそう…」って、そんな後ろ向きな発想ではなくて、
あえて、ひとりがいい!
そう思って、色んな場所にひとりで出かけているので。
そんな楽しさを、ひとりでも多くの人に伝えていければと思っています。
そして、サービスを利用する側の意識を変えるだけではなくて、レストラン・カフェなどのお店や、ホテル、美術館など、
サービスを提供する側の方にも、
おひとりさまを受け入れてほしい。
と思っています。
実際、ひとり客だとどうしても単価が下がってしまったり、お店側にひとり客が増えることのメリットって、一見感じにくいなと思っていて。
でも、ひとりで来る方って、たとえばレストランの場合だと、結構グルメな人が多くて(食事やそれを通した体験を目的に来ている人が多くて)実は単価がすごく高かったり。
そしてお客さんがそのお店を気に入ると、他の人に拡散したり、また今度は友達を連れてこよう、とかグループでも来てくれるようになったり…。
実際、上記の理由から、NYのレストランでは最近「おひとりさま」歓迎ムードになっていて、高級店でも「おひとりさま」用のメニューなどを提供するお店が増えていると、WSJが記事を出していました。
こんな風に、お店側がウェルカム体制で、おひとりさま向けのサービスが増えていったら、どんどんひとりで過ごしたい人は増えるだろうなと思っています。
だから、
サービスを提供する側も、受ける側も、
ひとりって、いいよね。
と思ってもらえるように、これからも、おひとりさまメディア「おひとりさま。」を通して発信していきたいなと思っています。
あ、そして、もう一つ大切にしている考えがあります。
それは、
独身だけが、おひとりさまではない
ということです。
もちろん私のように独身の人もいますが、彼氏や彼女がいたって、子供がいるお母さんだって、お父さんだって、
みんな、ひとりの時間があっていい。
だって、みんなお母さんである前に、お父さんである前に、自分だから。
自分を大切に、ひとりの時間を大切にしてほしいな、と思っています。
ひとりでも多くの人が、
ひとり時間を楽しめるように。
これからも、『おひとりさま。』で、情報以外のサービスも含めて、色んな企業様と連携しながら、発信していきたいなと思っております。
次回は、『ひとりって、何が楽しいの?』をテーマに、おひとりさまならではのひとりの楽しみ方を書こうと思うので、お楽しみに!
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