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68.【ひとりっ子の私と親の終活】積年の恨みは、老後突然爆発するから、マジでご主人は奥様への対応を今一度見直した方がいいですよ

この話は、これから結婚するあなたにもお伝えしたい。

皆さん、親の愚痴って、どう対応されてますか?
わが家の場合、87歳母が、86歳認知症父のことをボロカスに言うので、ちょっと辟易へきえきしてます。もう何年も、「そうなんやー」と聞き流して来ました。

「愚痴をいうのは、元気になってきた証拠」

でもあるかもしれませんが、「父も母もどっちも大切な私の親」なので、母から一方的に父の愚痴を聞かされるのは、非常に辛いのです。

母の愚痴の内容は、

「(父が)何回言うてもわからへん」
「(父が)ほんまに何にもせーへん」
「(父が)一日中どこにも行かんと家でじっとしてイライラする」
「(父が)ちょっとあれやってくれたらいいのに」

といった感じです。どこの家でも似たような感じなんだろうけど、要は、

父が認知症であることを母が理解していない


(父は体が不自由ではないので、動かないのはただの怠け者だと母は思っている)

ことが原因と思われます。「認知症って、新しいことが覚えられない病気だから」と何度も説明していますが、母は理解できないというより、分かろうとしないです。多分その理由は、深層心理に、

父にずっと虐げられてきた恨み


があると思われます。母は専業主婦でしたが、家で内職してとても頑張って働いていました。しかし、小学校しか出ていない母は、字が書けません。自分の名前が何とか書けるぐらいで、住所を書くのもちょっと厳しい感じです。

それに対して父は、戦災孤児で親戚に預けられ辛い思いをしながらも二部(夜学)とはいえ大学に行きました(在学中に病気になり中途退学)。

子どもの私から見ても、父の態度は、母を下に見てる、もっと言うと学が無いからバカにしてるような感じがありました。父の稼ぎで生活ができているので、それも仕方ないのかなぁと思っていましたが、これって、今なら、

モラハラに該当するのかもしれません。


長年そうやって父に虐げられてきた母は、すでに父への愛情はなく父が認知症になったところで、その症状を理解しようという思いは毛頭ありません

綺麗事では夫婦生活を継続できないことは、皆さんご存じだと思います。お金やお金を生み出す仕事は非常に大切なのですが、

お互いがお互いを思いやる気持ち


がないと、夫婦生活って、続けられないと思うんです。これがなくなってしまった母に、これからどう対応していくのがいいのか?頭を悩ませてます。

これまでのお話は、こちらのマガジンで読めます。

これから結婚するあなたに読んで欲しいマガジンもあります。



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終活プロデューサー(終活P)🌻終活とは終わりを意識して生きること。池原アニー充子
終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。