見出し画像

細かいことだけど気になるシリーズ

どうもディノです。

ツイッターで呟く程度でもよかったのですが、それに対して更にツッコミがありそうです。なので今回はたびたび話題になる「表記」について話していきます。

最初に、私は元パチプロという立場ですが、この立ち位置についても議論が絶えません。結論から言うとパチプロなんて職業はありません。もっと言うと職業であるなら「税金を納めるべき」です。

一時所得であることや明細が必要なことから、その収入をどうするかは黙認という形で収まっていますが(実際、パチンコで勝っている人が脱税で捕まった話は聞かない)本来は申告すべきものです。

ちょっと逸れましたが、今は「専業」なんて言葉を使っていますね。これも当時はなかった言葉で、当時の私は

「パチンコで好きで勝ち方を知っているから続けているだけの人」

みたいな肩書だった気がします。とにかくパチプロには違和感があったのでそれだけは使うまいとしていた記憶があります。

さて日本語とは難しいもので同音異義語というものが存在します。なぜその漢字を使っての表記なのかという背景を掴めば、正しい漢字を意識するでしょう。

まずはパチンコ・パチスロを愛する皆様が使う「遊技」です。これも未だに「遊戯」と書かれる方がいらっしゃいます。ではなぜパチンコが「遊技」なのかの説明が必要ですね。

子供が幼稚園など代表する遊びたわむれるもとを「遊戯」と呼びます。一方風営法では(抜粋)「ぱちんこ屋を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技」を遊技と称しています。射幸心や勝負事が大きく関わっているようです。持論ですが、パチンコのストロークやストップボタンが付いてることなど、「技を駆使して」遊ぶから「遊技」だと私は考えています。

そもそも風営法で「遊技」と明記されていますから「パチンコは遊技」なんですね。私の持論があろうがなかろうがそう決まっています(笑)


続いてはこちらもあるある「小役」と「子役」

重箱の隅をつつくようなおっさんでごめんなさい。まあとりあえず知るってことは悪いことではないのでお付き合いください。

「子役」とは演劇や演劇的映像作品における子供の役。とあります。子供が映像作品で役を演じている様が子役なんですね。大事なんで同じようなこと二回言っちゃいましたがご容赦を。

対して「小役」はボーナス以外の払い出しのある役のことです。読んで字のごとく払い出しのある小さい役のことですね(1ゲームでの払い出しは最大15枚)

大当たりに繋げるまでの間を持たせる重要な存在です。ボーナスに対して大小で考えるから「小役」なんですね。ちなみにパチンコは「賞球」なので小役はパチスロにのみ使われる言葉となります。


あとは・・・最近だと「遊タイム」ですかね。パチンコの「天井」として使われる言葉です。これも正しくは違います。

そもそもこの天井、パチスロで使われていた言葉で、ある条件を満たすと(基本はゲーム数)必ず発動する恩恵をさす表現だったんです。この恩恵というのはボーナスだったり、小役の塊だったり。

この「必ず発動する恩恵」はスロットからの入りだと「払い出しのある恩恵」なので「ボーナス」やあるいはそれに類似する「払い出し」がないと「天井」と言わないだろ?となるやもしれません。

まあ遊タイムと言ってる以上、天井ではなく遊タイムなんですが(笑)

払い出しが無ければ天井ではない。

と言う考えの下の発言ならば若干それは違いますと、水を差さねばなりません。パチンコは大当たりを回転数で強制的に射止めることはできません。確率を変えたりはできますが。

時短機能は大当たり確率は変わりませんが、持ち玉比率を大幅に向上させます。何なら増えます。この特定の回転数時、大当たりの確約はできませんが例えば遊タイム1200回転が付いてくる場合、1000円20回回る台なら時短中増減なしと仮定した場合、6万円分の投資を抑えたことになります。

天井が投資を抑えることを目的としての機能であれば、パチンコとしての天井機能ははたしていることになります。


まあ言葉の使い方は私も気になるところですが、大勢が使うことによって日本語の正しい使い方は今までも捻じ曲げられてきました。「ら」抜き言葉なんて言うのはその最たるものです。え?知らない。ま、まあいいや。最初は正しい表現でないと言葉を正そうと多くの人が試みましたが、間違って使う人の方が多くなったことで根負けした歴史もあります(笑)

パチスロと関係ないけどすいませんだって気になります。「すみませんだから」(済みません)漢字を使うとより分かります。これも・・・大勢の圧により、すいませんでも通る世の中になるでしょう。


つまり!言葉の間違いは気持ち悪いが、それでもよくなっちゃうかもしれないって話!!!なんだこりゃあ(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?