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DQ3の遊び人の意義について



こんにちは、ディノ(@dhinovader159)です。


今回は結論から言うと、回り道したっていいじゃないか。

という話です。「DQ3 遊び人」について知らない人もいるともいますので簡単に説明を。

DQ3はドラゴンクエスト3の略。家庭用ゲーム機として発売されたロールプレイングゲームです。

転職システムを採用し、数々の職業の仲間を引き連れ、大魔王を倒す。という珠玉の名作となるのですが、この職業の中で一線を画す存在があります。

それが遊び人です。

遊び人

※画像はイメージです(イラストにしとけばよかった)


この遊び人。レベルの低い時はコマンド通りに行動してくれるのですが、レベルが上がるにつれ、ひとりメダパニ状態に入ります。いや、パルプンテ状態か。

当初は何のためにこのゲームに、存在するのか分からなかった遊び人。

ですが次第にある条件が整うことで、とんでもない才能を開花することが判明します。

その前に、このゲームには魔法を攻守、唱えることのできる上級職、「賢者」という職業が存在します。

この職業になるためには、レベルを20まで上げて、ある場所でしか手に入らない「さとりの書」というものを手に入れなければなりません。

しかもこのさとりの書は基本、クリアするまでに一度しか手に入れられず、

あまりにも重宝キャラなのに、賢者は一人しかパーティーに入れられないことがネックと思われていました。

それが遊び人はレベルを20まで上げるだけで、さとりの書が不要で賢者になることができるのです。

知っている方にはもはや説明不要ですね。


当時はそんなカラクリがあったのかあ。なんてゲームの仕様として終わらせていたのですが、冷静に考えるとなぜ遊び人が賢者になれるのでしょう?


はい、ここからが本題です。

通常ゲームではお荷物にしか思えない遊び人ですが、使い込んだ人は分かるでしょうが、たまにとんでもない行動をします。ただ遊びまわっているのに賢者になれる。

エリート街道を進んでさとりの書を手に入れ(書というくらいだから読破するんでしょう)やっと賢者になれる人生のレールと何が違うのか?

これは言わずもがな経験だと思います。

レベルの20というのは実生活で20歳としましょう。

遊んで暮らして迷惑をかけていても、その20歳までに得た経験が、あなただけの経験として一線を画すのです。


例えばお笑いをしている人の面白さというのは、計算して作られています。

笑いどころを作っているんですね。

真のおバカさんでは笑いは作れません。(笑われることは可能)


ただ勉強をしている人生だと、笑わせるための変化級が作れません。

非日常に身を置いたり、レールに沿わない考え方などが経験として身につくのです。


自分が経験したことは変えようのない事実です。

その変化球人生で、最後は同じ賢者に

なれるなら、あとは今からやるだけです。



※ホントのDQ3の裏話設定。

当初ホントのホントに遊び人は使えない設定で

制作を納得させるため賢者特典を用意した。


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