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ドゲンジャーズ誕生秘話②

オーガマンがバズり、番組やりましょうという事でスタートしたプロジェクト。オーガマンだけでやってもまだ始めて日も浅いしヒットするイメージが湧かない。縦でダメなら横で何かないかなと笹井さんと相談します。

笹井「アベンジャーズがあるじゃないですか!」
私「なるほどね!ローカルヒーロー集めてやるってそういう意味か!それなら面白いかも」
笹井「今まで戦ってきた九州のヒーロー達の中で集めます!」
私「だれ?キタキュウマンとか?あの人戦わんやん?(笑)」
笹井「そのままの実在するヒーローでキャラ残して脚本書きます!」
私「ドラマの脚本やったことあると?」
笹井「無いです!ただヒーローショーの脚本は死ぬほど書いてるんでイメージはできてます!さっそく書きます」
私「監督、撮影班、演者どうする?」
笹井「アテがあるんで、声かけて集めます!なんとかします!!」
私「番組名は、どうしようか…」
私&笹井「•••」
笹井「九州版アベンジャーズという事でドゲンジャーズでどげんですか?」
私「なんか…こう…大丈夫かな…(笑)」
私&笹井「•••」

3分後、

私「ま、ドゲンジャーズいいやん。ドゲンジャーズで!あとはお金やね。」
笹井「ですね。脚本書いて予算出してみます!」

結局3分でタイトルは決まりました。

(また取締役会にかけるのか…今度は特撮番組作るっていくらかかるのか全く検討がつかないな。予算見て決めるしかないか…)

などと思って待っていると、約1週間で笹井さんは脚本を書き終え、私の所へ持ってきました。

笹井「社長!出来ました!めっちゃ面白いです!ぜひ読んでください!」
私「もうできたん?はやっ!読んどくね。」

そして翌日、

私「読んだよ。ドラマ処女作とは思えん。面白かった!本当にウケるかもしれん!」
笹井「でしょ!いけます!」
私「つか、このボリュームで10分(※当時は10分番組の予定でした
)12話でいけるん!?」
笹井「ちょっと削るかもしれません。」
私「で、いくらくらいかかりそう?」
笹井「•••○○○○万円とか。ですかね。どうですか?」
私「なるほど•••。それくらいなら、コンテンツ保有企業で折半できればいけるんじゃない?」
笹井「じゃ、進めますね!」

という事で取締役会議に上げることになりました。取締役会がどうなったかは、オーガマン誕生秘話④をご覧ください。反応はまったく一緒でした。

ドゲンジャーズ誕生秘話③につづく


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