見出し画像

スマホゲーム「魔王スライムさまがんばる!」をプレイ

都会での時間の使い方になかなか慣れず、纏まった時間を確保できずにいる。ここで暮らしていた時、どうやって生活していたのかと不思議になる。たった3ヵ月(そうは言っても長いが)東京を離れていただけなのに、こんなにも日常を取り戻すのは難しいものなのか。器用になりたい。

さて、そんな状況なので思うようにゲームもプレイできていない。折角独りで暮らせる期間だというのに、PS4はこの2週間のうち数時間しか起動していないし、ゲームセンターへも思ったより通えていない。

そうなると結局スマホゲームに目が行ってしまうのだが、状況が状況だけにノルマがキツいゲームや周回がモノを言うゲームは優先順位がどんどん下がっていく。

魔王スライムさまがんばる!

そこでこの「魔王スライムさまがんばる!」である。

以前の記事でも少しだけ触れているのだが、この頃からこのゲームだけは毎日欠かさずプレイしている。

このゲームの魅力が何なのかを端的に説明することは難しいのだが、今の私にとっては「ユルさ」が何よりの魅力かも知れない。

画像1

以前の記事でも書いた通り、このゲームには現在のところ課金要素が一切ない。それなのに精力的に更新しようとしている様子が見て取れるので、それならばと応援したくなるのだが、それも叶わないのだ。それほど大規模なチームで開発しているようには思えないので、広告除去くらいの課金要素は実装しても良いのではないだろうかと部外者は勝手に思うのである。

自由度の高いタワーディフェンス

ゲームシステムは端的に言うと冒険者からモンスターを守るタワーディフェンス(TD)なのだが、これに上手いこと味付けしてある感じがする。と言っても私はTD系をそれほど多くプレイしたことがないので、もしかしたら馴染みのシステムなのかも知れない。
仮にそうであったとしても、私が特に気に入っているシステムが地形の編集である。

画像2

画面左下の「ほる」で壁を消し、「かべ」で壁を作る

壁を作ったり削ったり

壁を作ったり消したりできるというだけだと、どうもピンと来ないかも知れない。私もプレイするまでは「何だか面倒くさそうだなぁ」としか思っていなかった。しかしこれこそがキモなのだ。

これによって「散々歩き回らせて冒険者のスタミナを減らし、モンスターハウスで迎え撃つ」というような戦法を想像以上の自由度で組み上げられるのだ。敵にとっての最終目的地点は「魔王スライムさま」なのだが、このキャラクターも自由に配置できる(ただし壁で囲う等の手段で隔離することは認められていない)。

画像3

ところで魔王スライムさまの好感度はどうやって上げるの…?

つまり、何となく製作側の「ここでこうすれば簡単に迎撃できるよ」というような意図を汲みつつも、敢えて全然関係ない場所で籠城したり、入り組んだ地形によって敵の動きをコントロールすることで遊撃部隊を作ったりという遊び方も可能なのだ。

地形の組み方をきちんと考えることで、運に左右されることは殆ど無くなるし、難易度は易し目に作られているので所謂「詰み」の状態になることも無いだろう。非常にストレスフリー且つ程よく頭を使えるバランスで作られているのだ。

画像4

一部に強すぎると感じる罠やモンスターも存在しないではないが、対人や共闘要素があるわけではないので特に問題ないだろう。それにしても極端な性能差が無く上手く纏まっていると思う。

キャラクターの入手方法

モンスターや罠を獲得する手段は以下の通りだ。

・ステージクリアのリワード(一部のみ)
・広告視聴(1日3回まで)
・「魔王の宝箱」という名のガチャ

ステージクリアのリワードは、繰り返しプレイすることで何度でも獲得できるようだ。ただしこのリワードはステージ毎に固定なので、特定のモンスターや罠しか獲得することができない。これだけで全キャラクターを入手することは不可能だ。


広告視聴の回数は24時リセットで、視聴可能なタイミングは任意のステージクリア後だ。攻略中であっても、簡単なクリア済みステージを繰り返すことで誰でも獲得可能だろう。

画像6


魔王の宝箱」は任意のタイミングでプレイ可能なガチャで、ステージクリアや特定の実績要素を達成することで得られる「ジェム」を消費する。

画像5

ステージクリアのリワード狙いで周回すればジェムは容易に収集可能なので、クリアしやすいマップを周回すると良いだろう。私は8WAVEで終わり、125ジェム+「デスナイト」が獲得できる「第10話 死神と赤光」を周回している。4回クリアすれば10連がプレイできるので、ガチャはかなり回しやすい。また意外なことに周回が苦痛にならないのだ。

キャラクターの育成

尚、モンスターや罠は重複すると「+」の数値が上がっていくシステムであり、各ステータスが少しずつ上昇するので無駄にはならない。

これとは別にレベルの概念と「好感度(モンスター)/研究度(罠)」というパラメータが存在し、これらを上昇させることでキャラクター毎に個別に設定されているスキルを獲得したりスキルの発動率や威力が上昇したりする

画像8

このシステムについては私も正確に把握できている気がしないので「とにかく繰り返し使い続けることで上げるしかないし、限界まで上げた方が強い」くらいの認識である。

現時点ではレベル上限が50のようだ。近いうちにこれは60まで引き上げられ、それに伴ってスキルも強化されるようだ。

「好感度/研究度」の上限は不明だが、恐らく100%であろう。

画像7

それでもまだ集め終わっていない…

おわりに

またザックリとした紹介ではあるが、このゲームはプレイしてみないと面白さを充分に感じることができないと思う。事実私がそうだったので、ハードな課金や周回に疲れた諸兄は一度ダウンロードしてみては如何だろうか。

私自身、現時点ではキャラクターのグラフィックや設定自体に愛着が湧いたり特別な魅力を感じたりしていないので、これについて語ることができないでいる(ペンデュラムは好き)。しかしこの懐かしさを感じるドット絵たちにグッと来る人は少なくないだろう。それらが動いているところを見られるというだけでも、ダウンロードの価値はあると思う。意外と凝ったグラフィックとモーションに驚くかも知れない。
また、近いうちに追加要素の実装も予定されているようなので、当面は飽きることなくプレイできるのではないだろうか。

「影牢」のように罠で冒険者の行動を制御するシステムが増えないかと、私自身は密かに期待している。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?