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TYM第3弾 「アイダよ、何処へ?」レビュー

プロローグ

どうも、こんにちは。
久々の更新になりました。

今回は、初めて映画レビューを
書きます。読書感想文はもちろん、
感想を求められるのが苦手です。
ただ、せっかくTYMを始めたので
苦手なことも挑戦しようと思いました。

「アイダよ、何処へ?」

9月17日(金)に公開された
「アイダよ、何処へ?(QUO VADIS, AIDA?)」
を公開初日に新宿の武蔵野館で観ました。
ストーリーや登場人物等は公式サイト
ご確認ください。

良かったところ・悪かったところ

良かったところは、実際に起きたことに忠実に
描かれていたところです。この映画は一人の話に
絞っている
ので、感情移入しやすいと思います。
監督のインタビューを見ると、元捕虜の方が
キャストにいたらしく、だからよりリアル
だったんだと思います。

あとは、たくさんの死体が出てきたり、直接的な
殺害シーンはあまりなかったです。
以前、「ホテル・ルワンダ」を大学の授業の
一環で観たことがあったのですが、死体で川が
埋まるシーンがあり、食欲が一切なくなった
ので懸念していたのですが、あそこまでは
ありませんでした。

悪かったところは、いきなり1995年7月11日から
話が始まるので「なぜボスニア紛争が起きたか」
という説明は一切ありません。
ただ単に「話題のネタとして」と軽い気持ちで
観ると、作品の中の事実を理解しにくいだろう
と思います。
できれば公式HPのボスニア内戦の説明を読んで
作品を見てほしいです。

エピローグ

この映画は昨年のサラエボ映画祭でも
話題になった映画です。まさか日本で
観ることができると思っていませんでした。

サラエボで観ればよかったとも思いましたが、
あえてサラエボから離れた日本で観れて
よかったです。

ネタバレなしで書いたので、ぜひ興味を
持った方は映画を観てみてください。
前情報としてボスニア内戦のことを
知りたい方は、つい最近刊行された
「ユーゴスラヴィア現代史」
「ボスニア・ヘルツェゴヴィナを知るための60章」
を読んでみてください。



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