[ネトウヨ論] 7年以上前に書いた勉強会用のレジュメを晒してみる #6 『ネットウヨク問題は右傾化問題ではない』

思った以上に長く続いてしまったネトウヨ論シリーズも、遂に今回で最終回。流石に7年も前に書いたものなので、今と状況が違う部分もあるとは思うが、概ね今もなお充分に通用する内容だったと思う。

で、今回のテーマは非常に厄介なものであると前置きするが、実はこれもまた ”今の時代” にも通用してしまう部分なのだ……。

昔から ”心のおびょーき” は鉄砲玉の証だった

・統合失調症患者すら取り込もうとするプロ・ネットウヨク
ここから先は書き方が非常に難しく、差別的と受け取られる内容になるかもしれない事を、予めお詫びしておく。

何度か80年代サブカル誌を例に出したが、その当時の「トンデモ系」の書籍には、必ずと言っていいほど「分裂病」(現在は統合失調症と呼ぶ)を患った人々が登場する。彼らの症状の中でも、特に被害妄想等が取り上げられ、陰謀論と合わせて「こんなおかしな事を言う電波ちゃんがいる」と紹介される場合が多かったように記憶している。

この統合失調症を患っていると思われる人間は、見えないものが見え、聞こえないものが聞こえ、目の前にある何の変哲もない何かにただならぬ異常を感じ取り、「私は○○の工作員に狙われている!」と被害妄想に囚われるそうだ。こうした患者を診断した精神科医らの話を見聞きすると、現在で言うネットウヨクとの類似点が多々発見できてしまう。

と、ここまでだと「単なる根拠のないレッテル貼りだろ」と思われて仕方がないのだが、この先の ”事実” をお読みいただきたい。
つい最近も、これによく似た話をどこかで見聞きしなかっただろうか。

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