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親子関係とは。。


生まれ落ちてからの10数年の親子関係から
人は常識を学びます。

我慢を強いれば。。自分を殺しても我慢強くなりますし

支配されて育てば、立場によっては支配する側の人間を育てます。

そしてそれは。。
自分を傷つけているという自覚や
他者を傷つけているという自覚無しに
『自分の中の常識』として
ともに人生を構築してしまうのです。


健全な人間関係を構築している親子関係なら
自分の大切さを学び
他者の尊さを学び、
自愛を中心として他者を大切にしていくというバランスを自然と自分の中で育てることができるのですが

不健全な人間関係を構築してしまっていると
自分の大切さを学ぶ前に
親のケアをしています。。
自分を大切にする余裕なく、他者の機嫌を取ったりしながらとにかく生きていかないといけないというサバイバルモードになるので
自愛に気持ちを向ける隙がないまま大人になり、
いざ他者との人間関係がはじまる時期には
人とどう関わるのか
自分と他者の距離がわからなくなってしまうのだと思います。。

相手を傷つけてしまったり
相手を苦しめてしまうのは
結果、そうなってしまうだけで
傷つけようとか苦しめようと悪意があるわけでもないところがすごく難しいところかなぁと思います。。

相手を傷つける傲慢さや
相手への支配は
自分の中の恐れと直結していて

安心するためのツールとして
傲慢に振る舞い、相手に言うことを聞いてもらうことで安心しようとし、
自分の居場所を力と権力や立場で構築しようとしてしまう。。

これは毒を持つ親子関係の人間構築のやり方と同じです

親と子だからとか、血の繋がりや
大人と子どもとか。。
1人の人間として、
人間同士の対等な関係でなく、
どこか支配的で、どこか上下関係がある人間関係で10数年過ごしていると
それが当たり前となり、

大人になって出会ったパートナーを支配しようとします。
自分の子どもたちに向かって、
安全のためや愛のために
言うことを聞かせそうとするのです

悪意がないからこそタチが悪いなぁと
私は感じているのですが。。

相手を変えることはできないので
まずは自分から。。
生きづらさを感じていたり
自分の中の傷つきや、敏感さに
疑問を持っている時。。

どうして自分はこんなに苦しいんだろう。。
うまくいかないんだろう。。
孤独を感じているんだろう。など
人によって感じ方はそれぞれだと思いますが
何か生きづらさを感じてる。。

そこまで気がついていたら
自分のルーツ。『育ち』の部分にフォーカスすると何か見えてくるかも知れません。


小さな自分は、自愛そっちのけで
親の心配をして
家族のバランスを取り、
自分の居場所を作らないと生きていけない何かがありませんでしたか?

常識や価値観のほとんどは
幼少期の生活の中で土台ができていて
なかなかそこに疑問を持つことは大変なことだと思うんですけど、

その土台に疑問を持てると
自分はどうしたいのか。。
自分はどう感じているか。。
自分に焦点を当てた気持ちに少しずつ気が付けるかもしれません。

これ。。実は私もまだ途中です。
私の場合は『他者への服従』『見捨てられ不安』
『自己犠牲』など。。
上下関係の下にまわることで
自分の居場所を確保して生きてきた癖みたいなものがとても色濃く残っていますので。。

対等を望んでも、何故か支配的な人間を惹きつけるので、
自分のNOを受け入れてくれる人間関係を
しっかりと境界線を引いて
自己を自分の力で守らないといけないのですが。。

それがまだ上手にできません。

いまだに私の価値を落とすことで
笑いを取ったり、マウントを取ったりする人たちに出会います。。

でもだいぶ。。目に見えてきてはいます

この人は自分の都合で態度を変えてしまう。とか
この人は私の価値を落とすことを
楽しそうに語る。。とか。

だいぶ見えて来ていて、
そのような人を嫌うではなく、
相手はそのような人と理解した上で
人間関係を緩やかにお付き合いするということが
だいぶ目に見えて来た気がします。


育ちの大切さを感じながら
自分と向き合う時間。。心の成長を身を守るために止めてしまった私にとっては
人より少し遅いスタートでしたが
少しずつ自愛の道を進んでいます。


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