お花deお話し

お花deお話し 草月流いけばなスタジオfworks主宰 横浜でいけばな教室と、宇宙に…

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お花deお話し 草月流いけばなスタジオfworks主宰 横浜でいけばな教室と、宇宙に繋がるいけばなの作品、空間創りをしています。 花からのメッセージや、花をいけていて感じたこと、おもしろいことを綴ります。

最近の記事

2021年の大晦日

今年1月11日に、突如オープンした 秘密基地。 いけばな教室の拠点を作りたい! という思いと、 自立した一人一人が ”肩書きや役割、立場をとっぱらって、まるはだかで安心して心を解きほぐし、語れる場所を作りたい!” という、魂からの願いが一つとなって あれよあれよという間に なにか大きなものの力で現れた ”場” 奇跡のような出会いでもあり、ずっと前からとっくに決まっていた(自分の魂が決めていた)ことでもあり。 とにかく大きな流れに乗ってたどり着いた12月。 去年の11

    • 自分が「自分である」SPACEを創ります(平成の終わり、令和元年に書いたこと)

      青山一丁目に行き、約束の時間まで少し間があったので、「そうだ!赤坂離宮のお庭がみたい!」と立ち寄りました。 この日は、雲ひとつない快晴。獅子座満月の日でもありました。獅子座の私は、今週は「噴水」がラッキーポイントだ、なんて星占いを見ていたら、、、 主庭 噴水池 こちらも国宝です。噴水塔の周りにいる4体が、グリフォン(鷲の翼と上半身、ライオンの下半身を持つ伝説上の動物) どど〜ん!なんと国宝の噴水池にお会いすることができました。 何も下調べせず、「そうだ!お庭に行こう♪」

      • 子どもの自主性を伸ばしたい親御さんへ

        数年前の夏休みに、小学生のみんなと"自由研究にオススメ!いけばな体験♪"をしました。 お花をよく観察して、スケッチした後に、「自分が一番好きなお花を、最高に素敵に見える」ようにいけてもらいました。みんなの思いがいっぱい詰まった、素敵な作品ができました。 私の役割は、お花の準備をすることと、「どうやったらお花をしっかり観察できるか?」のヒントを用意するだけ。一人一人の「こうしたい」「ここが素敵」の気持ちを受け取って、サポートと最後に「こうしたらもっと良くなるかも!」を伝えると

        • f*worksの目指すところ

          ごきげんよう お花deお話し イシヅカです。 今日は、改めて私が、一体何者で、何を目指しているかを書いてみました。 私はこんな人2013年、いけばな教室運営と、いけばなディスプレイ事業としてf*worksを起業しました。草月流いけばなstudio f*worksです。 当時は、とにかく『花をいける喜び、花を通して自己表現できる素晴らしさを伝えたい!』という思いで、月に1度の施設でのいけばなプログラム運営からスタート。徐々にいける場所、お教室開催スペースを探し、ブログやチラ

        2021年の大晦日

          その場、環境から生まれるように

          ごきげんよう、お花deお話し、イシヅカです。 毎日、花を生けて自分の軸を確認する。 慣れた場所、好きな花器、得意な花材 でなくても いつでも、どこでも、だれとでも その時、いちばん心地よい "いけばな" という花が咲くように。 見た人にも、その心地よさが ふわっと伝わりますように 私は思わず、クスッと笑いたくなる 花が好き。 あなたはどんな花が好き?

          その場、環境から生まれるように

          髪断捨離しました

          ごきげんよう。お花DEお話し、イシヅカです。 2021年10月5日 前日に突然思い立って、美容室予約しました。 ここ数年、髪を伸ばし続けてきました。 子育て中、髪を縛っておく方が楽だから。美容院に行く暇がないから。お金がないから。お手入れする時間もないから、適当に縛っておけば楽だから・・・ 本当は、前から、ず〜っと切りたかったんです。それこそ独身の頃は、毎月のようにお気に入りの美容室に行き、いつも同じ美容師さんとおしゃべりをしながら、ゆっくり髪を洗ってもらい、その時々に

          髪断捨離しました

          思いのままに 表現できることが なぜ大事なのか(後編)

          6年前の華道展出品作品の一部。 30代の10年間、お稽古をおやすみし、10年前に復帰。復帰してようやく自分の花が生けられるようになったタイミングで、久しぶりに出品した時の作品です。20枚のタニワタリ。一枚一枚が自立して力を発揮しているからこそ、観る人に訴えかける、力強い作品になりました。 この辺りから、いけばなを自分の表現ツールとして磨いていこう、と改めて意識し、本格的に教室を始めたのもこの頃です。 なぜ、思う存分、思いを表現することが大切なのか。 それは、本当の自分の

          思いのままに 表現できることが なぜ大事なのか(後編)

          思ったことを「思いのまま」に表現したい人へ(前編)

          思ったこと思いのままに表現できていますか?学校や職場で、あなたは自分の「思ったこと」や「感じたこと」を表現できていますか? ついつい、「こんなことを言ったら笑われてしまうかも?」と、発言しなかったり、「みんなは、どう思っているのかな?」と相手の顔色を伺ったりしたことはありませんか? 私は小学生の頃、そうでした。自分の役割を上手に空気を読んで期待に応えられる、優等生。 でも、いつも期待に応えていたら、自分の本当の気持ちがどこにあるのかわからなくなっちゃった・・・ 心のどこか

          思ったことを「思いのまま」に表現したい人へ(前編)

          手をかけず、目をかける

          ごきげんよう。お花DEお話し イシヅカです。 涼しげなラインダンス。イッセーミヤケのお洋服みたいですね。 私は、OLとして2年働いた後、「どうしても、自分で人生を選び直したい!」と思い、福祉の専門学校に社会人入学しました。 小学生までは、超優等生で、お勉強もそこそこできるし、毎年学級委員もそこそここなす。(笑 ずば抜けているわけではない)親や先生の期待は裏切らない、いわゆる扱いやすい子、でした。 でも、ズ〜っとモヤモヤしてたのですよ。枠の中に、いい感じで収まっている自

          手をかけず、目をかける

          大地に根をはり、自分の思いを実現するために(2016 年に書いたブログ)

          ごきげんよう。お花deお話し イシヅカです。 8年ほど前、家族で屋久島の白谷雲水峡に行った時の写真です。森全体が苔で覆われ、コケに根を下ろした木々が、根を張り空に向かって枝を張り巡らせていました。ガイドさんから産業の発展で、杉が大量に伐採され、環境が変わりつつも、なん100年もかけて森が自分の力で再生されつつあるということを聞き、大自然の時間軸の中では、人間の存在なんて、本当にちっぽけなんだと思った旅でした。 目に見える部分と、見えていない部分 空に向かってこれだけ枝が張

          大地に根をはり、自分の思いを実現するために(2016 年に書いたブログ)

          いけばなは花と人間がぐっと近づく仕事

          ごきげんよう、お花deお話し イシヅカです。 今日は、初代家元 勅使河原蒼風先生が書かれた「花伝書」「語録」から、ピッときた言葉をお届けします。 一番古い言葉は、昭和初期の、草月流創流直後のものですが、そのエッセンスは今でも通じるものがあります。 語録 『花は語る』の中から、一部をご紹介します。 『ひと枝をいける・・・日本のいけばなにしかない形式。加えることよりも、捨てることに理想を置くという場合だ。 〈中略〉 感覚の豊富な人間、感受性の盛んな人間でなくては良い芸術

          いけばなは花と人間がぐっと近づく仕事

          お花deお話し

          ごきげんよう、お花deお話し イシヅカです。 いけばな歴30年目です。草月流いけばなのお教室運営とオフィスやカフェに花をいけたり、空間創ったり。 いけばなは自分自身であり、宇宙でもあります。 花を触っていて降りてきたメッセージを書いたりしゃべったり、作品として表現しています。 このnoteでは、言葉として降りてきたメッセージを書き留めます。 よかったら気楽に読んでください。 よろしくお願いします。

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