好奇心がありすぎて全て中途半端だけど、それでいいと思った話
好奇心がありすぎる。昔は自分の長所だと思っていたけど、最近はどれも中途半端になっていると感じる。
わたしは元々飽き性で、ひとつのことを追求できない人間だ。今まで、広く浅く、色々なことを経験してきた。とりあえず興味があることはやってみて、なんだか違うと思うとスパッと諦める。
アウトドアでだけでも登山、ダイビング、ゴルフ、スノーボード、ラフティングなど、興味のあることには時間とお金を投資して経験した。でもなんだか合わないなと辞めてしまったもの数知れず。色々結局残ったのが登山と旅だけだった。
そして山と旅にのめり込んだ。去年はそのことしか考えていなかった。でも、怪我で山と旅ができなくなったとき、私に残るものがなくなった。
そんな時に思った。これというものを失ってしまった時に、好奇心旺盛だとすぐに立ち直れるのではないか、ということに。
少し前にこんな記事を書いた。
わたしには「これができます」というものがない。それが原因でモヤモヤしていた。何か自分のスキルを増やさなければ!できることを持たなければ!そう思っていた。
でも、今のまま、やりたいことが沢山あってもいいのではないか。何かあった時に、すぐに次へと切り替えられるって、いいスキルなのではないだろうか。そもそも自分らしいなら、それでいいじゃないか。
◇ ◇ ◇
何より、自分が体験したことが役にたつ時がくると思う。
ゲストハウスでバスケが好きな友人ができた。好きな理由を聞いてみると、シュートを打つ時に瞑想状態になるのが楽しいそうだ。頭で考えるのではなく、身体に身に付いているものを、いつも通り同じフォームでやる。心を整えることができるかが重要だ。
これはわたしが以前経験したゴルフと同じだと感じた。いかに平常心で同じパフォーマンスができるか。もちろん違うことも沢山あるけど、少し共感できた。以前、ゴルフの練習をしたからこそ分かったことだった。
自分の身にならなかった経験が、活かされる時がくる。できますとは言えないけど、経験している人の思いに少し寄り添うことができる。
◇ ◇ ◇
今もやりたいことが沢山ある。写真を勉強したいし、ギターかウクレレをやりたい。占星術も知りたい。膝の怪我で登山ができないから、これを機に色んなことやってみようと思う。
身になるかは分からない。でもいいじゃないか。好奇心の赴くまま、やりたいことをしよう。
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