あなたは勝てる？株における個人投資家と機関投資家の特徴

個人投資家と機関投資家

株式市場は大きく個人投資家と機関投資家に
分けることができます。

一度は聞いたことがあるかもしれませんが
この違いを挙げられるでしょうか？

はっきりと言いますが、
この違いを知らないと株では勝てませんし
最悪逮捕に繋がる可能性まであります。

それほど個人と機関には大きな差があり
できることとできないことが明確化されています。

ではそもそも、個人投資家と機関投資家とはなんのでしょう？

個人投資家とは、組織に属さずに個人や小さなファンドを組み、自らの資産を利用して株や金融商品に投資を行う人のこと

機関投資家とは、保険会社、銀行、年金基金、政府系金融機関など、顧客から拠出された大量の資金を使って株式や債券で運用を行う大口投資家のことをいいます

このような違いがあります。

機関投資家は投資を専門としているのでプロと呼ぶことができ、
個人投資家はプロから初心者まで幅広くいます。

おそらく、これを読んでいるあなたは個人投資家になるでしょう。

この個人と機関ですが、どちらが強くて優遇されているのかというと圧倒的に機関投資家になります。

その理由は「大きな資金を動かしてもらい市場の流動性を確保する必要があるから」です。

経済や景気がいいとは、
お金がよく動いている状態です。

その状態を作るために許されていることがたくさんあります。

その代表的なものが「見せ板」です。
板に大量の指値の注文を入れて株価をコントロールしようすることです。

これを機関は許されていますが、個人が行うと株価操作とみなされて口座の凍結や最悪逮捕にまで至ります。（過去実際にいます）

https://ja.wikipedia.org/wiki/見せ玉　　
引用：Wikipedia

個人投資家だと上げた利益は自分のものになり、
機関投資家だと公共の利益にもなるのでそういった意味でも優遇されているといえます。

個人投資家は機関投資家に勝てない

ここまで読んだあなたは機関投資家に
少し嫌なイメージを持ったかもしれません。

それをどうにかしたいと、
機関を見返せないかと思ったかもしれません。

しかし、その考えは捨ててください。

個人投資家は機関投資家に絶対に勝てません。

先ほどのできることとできなことがある以前に
知識や経験、情報、資金力で圧倒的に差があるからです。

数人の個人が束になったとしても打ち負かすことはできません。

少し前に、アメリカで掲示板への書き込みから大量の個人投資家が集まって一致団結し、機関投資家に大損をさせたニュースがありましたが日本だと株価操作にしかならず犯罪となります。（自由度の強いアメリカでも調査が入り問題となっています）

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210131/eca2101311653001-n1.htm　　引用：産経

個人が集まっても犯罪となり、
かといって1人だともっと勝てない。

機関投資家に挑むことほど
無謀なものはありません。

ちなみに、個人投資家の8〜9割は損していて
反対に機関投資家の8〜9割が利益を出しています。

機関投資家に便乗する

市場を支配している機関に勝てないなら
株では勝てる見込みがないと思う方も多いでしょう。

しかし、そんなことはありません。

無理に勝とうしなくてもいいのです。
勝てないなら利用するという考え方をしましょう。

つまり、機関投資家のクセを知っていれば
どんな時に株価が上がりまた下がるのかが分かります。

その特徴を挙げればひとつ記事が書けてしまうので、別で紹介するとしてここではひとつご紹介します。

機関投資家は機関投資家同士では戦いません。

機関を負けさせようとすると相手も資金があるのでより多くの資金が必要となり、リスクが大きくなって負けると大損を出します。

そんな勝負をあえてしようとはしません。
それよりも簡単な方法があります。

勘のいい人は気づいたかもしれませんが
資金の少ない個人投資家を狙い撃ちにするのです。

そうすると、機関を相手にするより少ない資金で利益を出せます。

ひどい話ですがリアルな状況です。

個人投資家はいくら下がると損切りをするのか、といったデータを全て持っているのでそこまで下げて個人が手放した割安の株を買い、株価が再び上がれば売って利益にしています。

つまり、あなたが株で利益を出したいと思うなら
機関投資家と同じ動きをしましょう。

機関投資家と同じ動き＝個人投資家と逆の動きになります。

いま機関投資家はどうしたがっているのかを読み解き、それに便乗することで株の勝率は大きく上昇します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

株式投資において全権を握っているといっても
過言ではないのが機関投資家です。

個人投資家と比べて資金力、経験、知識が圧倒的にあり単独で挑んでも勝てる見込みはありません。

そのような状態で個人投資家が利益を出すには、個人であっても機関投資家と同じ動きをすることです。

株で勝っているのは機関投資家です。
そこにちゃっかり便乗する図々しさで利益にしていきましょう。

個人と機関を見分けるのに出来高は最も重要な指標の１つです。出来高についても解説しているので参考に。

さらに！
利益に繋がる機関投資家の動きやクセを知りたい方はこちら。勝率に直結します。