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『This Is Us』シーズン2 第12・13話 レビュー

いよいよ、シーズン2のクライマックスが目前に迫ってきました…。


登場人物①

登場人物②

分かりやすい時系列表はコチラ

『This Is Us』シーズン2 第12話で起きたこと

◆ハイライト◆

リハビリ施設を出たケヴィンは、母との時間を過ごすためにレベッカの家にしばらく滞在します。

レベッカの今の夫であり、ジャックの親友であり、ケヴィンの継父であるミゲルもいるのですが、ケヴィンは未だにミゲルを継父だと受け入れられていない様子。

「自分の父親はジャックだけだ」と言ってしまうケヴィン。その気持ちは分かるけど、それを言葉に出すのは大人げないよ。

ケヴィンはジャックとレベッカが一緒にいる時から、レベッカに惚れていたのかと、ミゲルに聞きます。ミゲルは全否定。彼らの間には誰も入る隙がなく、ジャックが亡くなって8年後にレベッカと再会。そして恋をしたと話すミゲル。

その疑問を抱いていたから、ケヴィンはミゲルを受け入れられなかったのかも。ミゲルの立場って辛い。

親友は亡くし、親友の奥さんと再婚し、ピアーソン家にも混ざり切れない。レベッカはミゲルを愛しているけれど、ジャックには敵わない。それらを全部理解して受け入れている、彼の懐の広さに感動。

高校生の頃のケヴィンは、ミゲルと仲良しだったのにね…。父の親友の距離感がちょうど良かったのかも。これから、2人の間に変な壁や空気がなくなったらいいのにな。


ランダルの大きな決断

ランダルはウィリアムの遺品を受け取りに、ウィリアムのアパートメントに行きます。ウィリアムが遺したポエムから、彼の想い人を探します。

さすが、ウィリアム!彼の想い人は、意外な人でした。ランダルはアパートメントの親切な人たちと出会い、想い人を知って、そのアパートメントを購入して建て直したいと、ベスに言います。

ケイトのベストフレンド?

ケイトはあの一件以来、犬猿の仲だったマディソンと普通に話せるようになっていました。泣きながら電話してくるマディソンの家に行って、ケイトは彼女の過食の過去を知ります。

マディソンから、親友ができて嬉しいと言われて困惑するケイト。マディソンは憎めないキャラです。

過去

無理して痩せても変われない自分

ケイトからドレス選びに付いてきてほしいと言われて、大喜びするレベッカが可愛い。ピアーソンたちは家族でモールに行きます。ランダルは、意中の女の子のバイト先へ行ってデートのお誘いをします。ケヴィンはジャックとスーツ選び。

ケイトはサイズの小さいドレスを着るために、無理なダイエットをしていました。だけど、いくら小さなドレスを着ることができても、自分は変われないと気が付きます。

このくらいの年頃は「あの子の方が可愛い」、「あの子の方が細い」って、自分と周りを比べてしまいますよね…。

フィナーレ

ジャックは、今まで諦めていた建設ビジネス「ビッグスリーホームズ」を始めたいと言います。レベッカは驚きますが、夫をサポートすることを決意。

夫妻は、火災報知器の電池を買いにモールへ行ったのに、すっかりそれを忘れています。もしこれを忘れずに買っていたら、ジャックは…。そう考えると、やるせない気持ちになります。


『This Is Us』シーズン2 第13話で起きたこと

悲しいスーパーボウルサンデー。家族で毎年楽しんで鑑賞していた、アメフトの試合。思春期の子供たちは、家族よりも恋人や友人と過ごす方が楽しいお年頃。今年は、レベッカとジャックの2人で鑑賞することになりました。

◆ハイライト◆

この日、ジャックと過ごすのが最後になるなんて誰も思わないですよね。だけど子供たちの仕打ちが、ジャックには厳しかったと思います…。

ケヴィンは、足の怪我でフットボール選手の夢を絶たれてスーパーボウルなんて見たくないと、両親に悪態をついてソフィーの家に行きます。あとでケヴィンは、レベッカには電話で謝るのですが、父のジャックとは話せずに喧嘩別れとなります。

もう償えない。ごめんなさいの一言も言えなくなるなんて…。人生いつ何があるか分からないから、大切な人と喧嘩したまま家を出たくはないですね。

ケイトは、音楽学校のオーディションにビデオを送ることになったのですが、ビデオ撮影を拒否。だけどジャックはこっそり、ケイトが歌っているところを撮影します。気がついたケイトは激怒。

ジャックは謝り、ケイトの素晴らしさを伝えますが、気難しい年頃の彼女には、父の優しさが鬱陶しいだけになっていました。

だけど冷静になってから、父の撮ったビデオを見るケイト。彼女は、愛おしそうに自分を見つめる父の表情を何度も再生していました。ケイトは、本当にパパが大好き。ケイトとジャックは仲直りできて良かった。

今のケイトが歌う姿をジャックは見ることはできませんが、トビーがジャックと同じような表情をして彼女の歌を聞いています。

ランダルもモールで、デートのお誘いをしたアリソンと映画に出かけることになりました。帰ってきてから、彼女とキスしたと報告を受けるジャック。嬉しさと恥ずかしさが入り交じる表情が可愛かった。

ついにやってくる…

ジャックは家族が寝静まった後、部屋の片付けや掃除をして寝室へ戻ります。そして、クロックポット(煮込み鍋)のヒューズが飛んで、火の手がピアーソン家を包み込もうとしています…。

このクロックポットは、ジャックとレベッカが引っ越してきたときにお隣の老夫婦からもらったもの。当時はまだ、使用期間2年ほどの新しいものだったのですが、もう17年以上も使って古くなっていました。

燃えていく家族の笑顔写真、柱に残る背比べの線…思い出も、この家も火の海に呑み込まれて行きます。

現在

・ケヴィンは謝罪リストを作り、迷惑をかけた人たちに謝りました。ソフィとの修復は不可能でした…。だけど、ジャックのネックレスは戻ってきました。

・ケイトは犬が好きだけど、ジャックが亡くなった日を思い出すため、犬を飼えずにいました。トビーの喜ぶ顔が見たくて、シェルターから犬をもらってきたケイト。お利口さんで可愛いワンちゃん。ケイトもこの子をほしいと望んで、トビーとなら悲しい思い出も楽しい思い出に書き換えられそう。

・ランダルは、ウィリアムが住んでいたアパートメントの修復をしますが、素人なので問題がたくさん起きます。建設会社で働く?ベスの力も借りて、本格的にアパートメントの修復をスタートさせます。

最後

次回は涙なしには見られないエピソードです。思い出しただけでも、目が潤んできます。頑張ってレビューします!

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