自分を否定してしまう人に読んで欲しい_著者_喜多川泰さんのオススメ5作品__1_

喜多川泰さんの作品オススメ5選

喜多川さんの本は、悩んだ時に読みたくなります。本の言葉を思い出して、怖気づく自分の背中を押しています。

もっと多くの人に喜多川さんの作品を知ってほしくて、私が読んで良かったオススメの5選を紹介。


1.スタートライン

「今の自分にできることで、自分の価値を判断しちゃいかん。5年後の自分の可能性を舐めるなよ」

あらすじ

将来に漠として不安を抱えながらも、やりたいこと、やるべきことを見つけられないまま勉学に勤しむ高校3年生の大祐。東京からの転校生、真苗に、一瞬のうちに心を奪われた大祐は、彼女に誘われて、大きな夢を実現させている人たちの講演を聴くうちに、人生を真剣に考えるようになる。そして、ある日、ついに大祐は真苗に告白することを決意するが……。【Amazonより引用】

私はこの本で、喜多川泰さんの作品のファンになりました。やりたいことが見つからない、「自分なんて…どうせ」と思ってしまう人に読んで欲しい。私は文章を書くこと、自分の好きなことに対して胸を張ることができずに悩んでいる時に、この本に出会いました。

下記の言葉で「自分のやっていることはこれでいいんだ」と、スタートラインに戻って来ることができました。

「本気でやれば何だって面白い。そして、本気でやっているもののなかにしか、夢は湧いてこない。夢はそこらへんに落ちているものではない。夢を探すという言葉を使う人がいるが、探しても見つかりっこない。見つかるのはせいぜい、儲かりそうな職業や、これならやってもいいかなと思える仕事にすぎない。夢というのは、自分の内側にしかないものなんだ」


2.株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者

人生は、いつでも、何度でも、どこからでも、やり直せる。

あらすじ

人は日々の生活の中で、自分が抱いていた夢や希望をいつの間にか忘れてしまう。5人の登場人物は、十年前の自分が未来の自分に宛てて書いた手紙を読むことを通して、自分が素直な気持ちで実現したかった夢、抱いていた希望に気づく。そして自分自身からのメッセージに背中を押され、前に進み始める。その手紙を届ける主人公自身もまた、5人の人生に触れていく中で、自分の本音に気づき、新たな人生の一歩を踏み出す。【Amazonより引用】

「もう若くないし…」、「今さら何かを始めても遅いし…」と思っているのが恥ずかしくなりました。結局、言い訳ばかりしているのは怖気づいているから。

やりたいなら、やればいい。自分で選ぶことができて、許容範囲内のことでやりたくないなら、無理にやらなくていい。実は物事ってシンプル。でも自分が難しく考えて、行動にブレーキをかけているだけ。この物語のように、自分が変わろうと思った時から”人生は、いつでも、何度でも、どこからでも、やり直せる”んだと思います。


3.ソバニイルヨ

自分の好きを、誰かの価値観に潰されちゃいけない。

あらすじ

勉強が嫌いで、周りからどう思われているかばかりを気にして毎日生活している隼人。さらに、些細な出来事がきっかけで、仲の良かった友達との関係がもつれ、孤立することになってしまった。ある日、自分の部屋に帰ると、そこには見慣れぬ物体が。それは、長期間不在になる父親が残していったロボット・ユージだったーー。【Amazonより引用】

ロボットのユージが教えてくれたのは、他人の価値観に合わせて、自分を変えなくていい、ということでした。人にどう思われるか、そればかり気にして、自分の好きなことややりたいことをできない、そんな人生を求めますか?他人の価値観に潰されないようにするには、「楽しむこと」と「自分の頭で考えること」。私はそういうメッセージを受け取りました。


4.運転者

結局、「運がある人」はこれを心がけている。

あらすじ

「……なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」。思わず独り言を言った、そのときだ。ふと目の前に、タクシーが近づいてくるのに気づいた。【Amazonより引用】

「なんで私/オレばっかり、こんなについてへんねん…」と思う人に読んで欲しい。「運」はポイントカードに似ています。この本によると、元々運が悪い人なんていないみたいですね。詳しいレビューを書きましたので、良ければ読んでみて下さい。


5.君と会えたから

もし、「明日」が無限にあるわけでないとしても、今と同じような今日を生きますか?

あらすじ

将来に対する漠とした不安を抱えながらも、自分のやるべきこともやりたいことも見つけられずに何もせず、無気力に過ごしていた平凡な高校生の僕のもとに、ある夏の日、美しい女の子がやってきた。そして、彼女から、その後の僕の人生を変える教えを聞くことになる。いつしか彼女に恋心を募らせていた彼の前に次第に明らかになっていく彼女の秘密とは……。【Amazonより引用】

未来は「今」の積み重ねだから、「今」頑張ることをサボったら自分の望む未来もないのです。今を頑張る方法、目標を叶える具体的な7つの教えが書かれています。


最後に

上記の作品に出てくる言葉は、どれも当たり前のことなんです。だからこそ忘れがちになって、どんどん自分で悩みを複雑にしていきます。ちょっと立ち止まって軽い気持ちで、この本を読むと「物事はもっとシンプルやん」と思い返すことができて、私は救われています。

すでに上記の作品を読んだことがある人は、どんな感想を持ったでしょうか?読んでいない方はどれを読みたくなりましたか?

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