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人間関係は、お花と同じ

「人間関係は、お花育てるのと一緒。ゆっくり時間と手間暇をかけな、どんな花が咲くかはわからんよ。育てていくうちに、土が弱いとか、日光が足らんとか、水をやりすぎとか、そもそも育てている種が悪いとか…いろいろ出てくる。根気強くそういうのをクリアできて、やっと綺麗な花が咲く。苦労して育てたお花は、それがどんな花をつけても、すごい綺麗に思えるもんやよ。」(旦那さん修正済み)

旦那さんの言葉を反芻してみる。種が悪かったら、悪い花が咲く。真っ先にバッタモン家族を思い出す。キレイな花を咲かすこともあれば、そうじゃない花は、きっとそれぞれの努力で結果が変わるんだと思う。

私と旦那さんはキレイな花が咲いているけど、今度はそれを枯らさないように、お互いが努力している気がする。

勝手に消えていった関係、向き合っても分かり合えない関係、承認欲求を満たしたかった関係。人は変わっていくものだし、自分の気持ちや環境で友人関係も変わっていく。そして、関係を築くには時間がかかる。

 「だから、友達は簡単にはできひんねん。」
 「でも私、仲良くしてた人もいるよ?」
 「仲良く”なった”人じゃないやん」

無意識に出た言葉から、自分の本音が見えた。仲良く”してた”と仲良く”なった”の違い。

「してた」は、無理に相手に合わせる自分。
「なった」は、自分と相手が上手に歩幅を合わせるイメージ。

友達は簡単にできるけど、「仲良くなる」友達は簡単にできないんだと思う。

私は、誰かと仲良くなるのが怖い。仲良くなっても関係は続かないんじゃないか、今までみたいに分かってもらえないんじゃないかって。でも旦那さんの言葉で、少しだけ前に進む勇気が出た。一日でベストフレンドになれるわけでもないし、会う回数や連絡する回数が増えたからって仲良しになるわけでもない。

育ててみるまでどんな花が咲くか分からない。キレイなお花を咲かすには時間がかかる。ゆっくり、丁寧に、真摯に向き合って、相手を知っていきたい。

それでキレイな花が咲いた時、その関係は簡単に萎れないはず。そう信じたいな。

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