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『This Is Us』シーズン2 最終回 レビュー

シーズン2は幸せに終わったけれど、新たな謎が出てきて落ち着きません。

登場人物①

登場人物②

分かりやすい時系列表はコチラ

冒頭

結婚式を目前に控えているケイトは、こんな夢を見ます。

年老いたジャックとレベッカが、結婚40周年のお祝いで再び結婚式を行います。ジャックは白髪混じりで、シワも増えたけれど、レベッカを見つめる眼差しは若い頃のまま。出会った日の歌をレベッカが歌い、軽く涙を拭うジャック。

ケイト、ランダル、ケヴィンたちも微笑んで両親を見つめていますが、そこにはトビーの姿はありません。

★こぼれ話★

この年老いたジャック(マイロ・ヴィンティミリア)のメイクは、完成まで3時間。マイロの父親の写真を基に、このジャックが仕上がったそう。

父との楽しい思い出

ケイトは、家族の思い出が詰まったキャビンで挙式予定。彼女は挙式前に、父との思い出の場所を一人で巡ります。

娘を愛する父の優しい眼差し、お父さんの愛情を信頼する娘の回想シーンには、目がウルウルしました。

夢にトビーがいなかった理由

ケイトは昔も今も、父のジャックが自分の心を占領していると考えます。父の死を乗り越えられなかったけど、これからはトビーのために心のスペースを作ることにしたケイト。

持ってきた遺灰の壺の中身を、父との思い出の場所に撒いて帰ります。少しだけ寂しかったけど、ジャックもそれを望んだように思います。

こんな男性と結婚したケイトは幸せ者

トビーの両親は、ケイトとトビーの結婚を100%祝福できていないようでした。トビーが一度目の結婚で相手に裏切られて、鬱になってしまったために心配した両親。ケイトもそんな女性じゃないのかと疑い始めるのです。

トビーはケイトの良さを伝えて、ここを去るか祝うかどっちかにしてくれと言うのです。両親に反対されようが、文句を言われようが、ケイトへの気持ちは本物。トビー、男前やな〜!

◆ハイライト◆

娘に嫌われていると思ったレベッカは、ケイトの人生を邪魔しないと言います。でもケイトは「いつだってレベッカのような女性、奥さん、母親になりたい」と話すのです。

ケイトは自身のコンプレックスも関係して、そうなれないと苛立ちを抱えていただけで、母のことも大好きなのです。母と娘が和解できて良かった。

小学生の時のケイトは、父のジャックと将来結婚できるか聞きます。ジャックは「いつかパパよりもハンサムで、優しくて、ケイトを大事にしてくれる男性が現れる。そして、彼はパパの可愛いケイトと結婚できるんだから、世界一幸せな男性だよ。結婚式の時、パパは少し泣くかもね」と、照れ笑いで話します。

その言葉とケイトの挙式シーンが流れます。みんなに祝福されて嬉しそうなケイトとトビー。トビーの両親も残って、お祝いしていました。

ジャックが生きていたら、涙しながらケイトを祝福しただろうな。きっとこの結婚式を見たかったはず。そう考えると、涙が止まらなくなりました。うう…。

新たな謎が出てきたフィナーレ

デイジャもケイトの挙式に参加しましたが、トビーのママに「あなたはお父さん似ね」と言われて…なぜか怒ってランダルの車の窓ガラスをバットで割る?!

そして、未来の様子が写し出されます。幸せの絶頂だったのに、トビーがうつろな瞳でベッドに横たわり、ケヴィンはベスのいとこのゾーイとベトナムへ?手には父ジャックの写真が…。

そのまた未来では、年老いたランダルが、娘のテスと「彼女に会いに行く時が来た」と話しています。”彼女”って誰?

シーズン3を観始めています

シーズン3の1話を観てデイジャの行動、トビーが塞ぎ込んでいる理由のヒントが少しだけ分かりました。

シーズン2はこれで終わりです。次のシーズンからのレビューは、シーズン3の前半・中半・後半に分けてレビューしますね。

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