1年半の遠距離を経て結婚した私たちに「秘訣」なんて、ない。

遠距離を経て結婚できたのは全て、旦那さんの「当たり前」にありました。

旦那さんがしてくれていることも「当たり前」に受け取りすぎている！これじゃアカン！すぐさま、隣にいるコアラみたいな彼をギュッとしました。

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私と旦那さんの遠距離を簡単に話すと、出会いは8年くらい前。カナダに留学したいことを友達に話すと、（未来の）旦那さんことTさんを紹介されました。カナダに住んでいるから、Tさんに留学費用、生活感などの話をLINEで始めることに。

個別でも連絡を取り合う内に、彼のお母さんが私と同じ出身地、共通点が多かったことや彼の誠実さに惹かれて、一気に仲が深まったように思います。そこから、付き合うまで時間はかかりませんでした。そこまでに色々あったけど、ここでは関係なくて長い話なので省きます！1年半の遠距離の中で会った回数は、3回ほど。

私がカナダに留学しても、一緒に暮らし始めたのは留学から1年後くらいでした。その間にも旦那さんがぶっ倒れたり、お互い不幸せな時期もあったりしたけど、2017年に入籍。辛かった時期が嘘みたいに、今は毎日2人で元気に楽しく暮らしています。

たまに「遠距離成功の秘訣は？」って聞かれることもあるのですが、私は「ナイ」って答えています。遠距離の「成功」が結婚なのか、結果的に別れたけど遠距離から近距離になったことなのかも曖昧で、人によって違うよな〜って。

結婚まで至ったのは、そもそも旦那さんの努力だと思っています。記念日やイベントの度に、お花と手書きのメッセージを送ってくれて、ビデオコールやメッセージも頻繁に送ってくれて、バッタモン家族のことで苦しんでいる時は、真夜中でも泣き言や弱音を聞いてくれました。あまりに嘆き悲しんで、苛立つことが多かったから、バッタモン家族から離れるように言ったのも彼。頭の中で遠距離時代の回想していて、言葉にできなかった部分がバチッと繋がった感じがしました。上に書いたこと全て、今も変わらずに旦那さんが私にやってくれることばかりでした。

遠距離から結婚に至る”秘訣”があるとしたら…距離関係なく、一緒にいるときと同じ行動をすること。あとは「距離」に惑わされないようにしないと、です。

遠距離だとプレゼントを送り合ったり、会えたらオシャレなレストランでディナーしたり、ホテルに泊まったりして、会えなかった分まで楽しみます。会えるのは「特別」だから、特別なことがしたくなるのも自然な気持ちだと思っています。でも、それ「だけ」を楽しみにしたら、いつでも会える距離になった時に関係の持続が難しくなるような気がします。

個人的には、どれだけをお金を費やした、どんな物をもらった、どんなところに泊まったよりも大事にしたいのは、「お金を使わなくても、相手といたらどこでも、何でも楽しめる」こと。

旦那さん。おとぼけで、寝ることと食べることばかり考えている嫁に、惜しみない愛情を注ぎ続けてくれてありがとう。これからも、笑って過ごしていこう！(^o^)