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『This Is Us』シーズン2 第10・11話 レビュー

Mai🍁いとをかしな日常

シーズン4をリアルタイムで観るため、駆け足レビューにします。シーズン2の残りは、今回から2話ずつ感想を書きます。ハイライトとこれからのお話に繋がりそうな部分をざっくり書きます。

シーズン2の第10話で起きたこと

過去

ランダルは、全米屈指の黒人名門校であるハワード大学の見学に行きます。ジャックと一緒に行きますが、友達と合流した彼はジャックと別行動をすることにします。ちょっと寂しそうなジャック。

現在

ランダルやベスや娘たちは、少しずつデイジャとの心の距離を詰めています。ようやく「養父」だと、クラスメイトの前で呼んでくれていたのに、デイジャは母の元に帰ることになります…。デイジャの母の容疑が晴れたから。

ベスは本当の母のように、デイジャとの別れを惜しみます。ランダルは初めてデイジャにハグ。これまで男性が怖かったデイジャですが、ランダルに気を許しているのが伺えました。このシーンは感動したな…。彼女が「温かい家族」を知ることができて良かった。

ビッグスリーは、同時期に苦しい出来事があったんですね…。

◆ハイライト◆

本当はデイジャの母と裁判で戦うつもりだった、ランダルとベス。だけど、ウィリアムのことを思い出すと、そんなことが出来なかったんですよね。

ランダルは9歳の時、実の親を知りたいと奮闘していました。レベッカがウィリアムの家を再び訪れます。その時のウィリアムは、真面目に頑張っていました。今の彼なら、ランダルを取り戻すかもしれない、と思ったレベッカは逃げ出したのです。

ウィリアムはすぐさま、レベッカの後をタクシーで追いかけて、ランダルが住む家を知ります。彼は、ランダルの成長をレベッカたちと一緒に見守られたらどれだけ良いことかと望みました…。でもそれが出来ないと知ったウィリアムは、その場を立ち去ります。

家を知っているから、その先も会いたくなってしまいそうですが、彼はランダルの人生に介入しなかったのかな。

デイジャの母にとっても娘は大切で、娘のためになら頑張れるかもしれない。親子を引き離しても、誰も幸せになれないと、ランダルは考えたのかもしれません。


ケヴィンが逮捕！

ボロボロのケヴィンはランダルの家にやってきます。お酒を飲んで、そそくさとランダルの家を去ります。そして飲酒運転で逮捕！

最悪なのは…偶然、姪のテスがケヴィンの車に隠れていたことです。テスもデイジャのいなくなった寂しさで、家にいたくないと思っていることが分かります。

フィナーレ

ランダルとベスは、また養子を迎えたいと考えています。5歳くらいの男の子が、フォスターケアのお姉さんと話していましたが、今度はこの子がランダルたちの養子？！


シーズン2の第11話で起きたこと

飲酒運転（DUI）で逮捕されたケヴィンは、セラピーを受けていました。カウンセラーを通してケヴィン、レベッカ、ケイト、ランダルは話をします。まずは一人ずつに謝るケヴィン。

そして、父の依存症が自分たちに遺伝したと話しました。さらに、自分は愛されていなかったと、胸の内を話します。レベッカは全否定しますが、ケイトは父のジャックがいて、レベッカはランダルにつきっきりだったとケヴィンは言います。

◆ハイライト◆

ジャックが亡くなってから、家族は心にわだかまりを抱えていたのか、本音を吐き出します。涙、後悔、怒鳴り合いのピアーソンは初めて見ました…。

号泣しながら、声を荒げるレベッカを慰めたくなりました。辛いよね。最愛の夫が亡くなって、10代の子供3人を一人で育てて、子供たちの問題に向き合うために、ひとりで頑張ってきたんですよね。

後味の悪いままで終わらないのがこのドラマの良いところ。ランダルが苦しんでいた時、真っ先に駆けつけてくれたのはケヴィン。それなのに、叱りつけたことを謝ります。ケヴィンもテスのことを謝り、仲直りしました。最後は、いつもの和やかなビッグスリーに戻りました。

最初は「ケヴィン、何言ってんの？いつまでドラマクイーンやねん！」とか思っていたけど…ランダルが言った、「同じ家庭で育った兄弟でも、みんな違うレンズで物事を見ているんだね」の言葉に納得。

ケヴィンにはケヴィンなりの物事の捉え方があって、ランダルもケイトもそう。違うレンズだと分かれば、誰が「正しい」や「間違い」などよりも、互いの違いを認められるよな〜。

母と息子のわだかまりも落ち着いた？

母親のレベッカとケヴィンは2人で話をします。ケヴィンはいつも、勇気があって、しっかりしている子だったので、心配していなかったと言うレベッカ。でもそれは間違いだったと反省。

ケヴィンも思い返せば、両親から愛されていたと自覚します。本音を話したから、母と息子の思い出も増えていきそうな予感。

余談ですが、このセラピー施設がキレイで豪華だと思ったら…ケヴィン演じるジャスティン・ハートリーの挙式会場だったそうです。

最後に

わぁ〜。ジャックが亡くなるエピソードが…どんどん近づいてきます。何度観ても、あのエピソードだけは、大切な人が亡くなったみたいに泣いてしまいます。

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