【第8話】私には友達が少ない。
「♪ともだちー100にーん、できるかな~♪」
と、習った歌を得意げに歌っていたあの頃。小さな頃の私は、友達が100人に届くことなく、早速出鼻をくじかれていた。お察しの通り例の父に、だ。小学校の当時、誰かと友達になるには父の許可が必要だった。まるでフェイスブックの友達申請みたいに。
*読む時のお願い*
このエッセイは「自分の経験・目線・記憶”のみ”」で構成されています。家族のことを恨むとか悲観するのではなく、私なりの情をもって、自分の中で区切りをつけるたに書いています。先