各国の言葉でホン読み。
手話あり。
最初は棒読み。
(自分自身を出さないで、相手、第三者との関係の中でキャラクターをゼロから形成していくスタンダードなメソッドのひとつ。マイズナー法(スタニスラフスキーのメソッドとは真逆。英国舞台はこの方式が多い。)の一種。)

野球のキャッチボールでいうと、下投げで近距離でゆっくり始める。
だんだんと距離を長くして、
強いボールを投げ合う。
(演出家、登場人物、みんなでキャラクターをシェアしていく。)

複数人で複数のボールで、
強いボールを投げ合いながら、
そのうちジャグリングや空中ブランコのように、キャッチボールが幾層にもなっていく、実際のボールと、形の無い気持ちのボールも入り乱れて、観客席にもビュンビュン飛んでくる。
観客も自分のボールを投げ返すおもいっきり。
そして上を見て横を見て、
下を見て、自分を見る。

そんなサーカステントの中にいるような作品。

長い長い夜を乗り越えましょう。

パンパン!
アカデミー賞受賞祈願!

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