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#6日目:夜の旅路を楽しむ

皆様、旅はお好きでしょうか?
今どこか行きたいところはありますか?
旅に出るならそうですね、飛行機・新幹線・自家用車…
何に乗ってどう行くかを考えるのも楽しいですよね。
私が旅に出る時によく利用するのは高速バス…特に「夜行バス」です。

というわけで私が今回ご紹介する本がこちら。
「夜行バスで出かけましょう」です。

こちらの本、実は私自身の初めての著書となるエッセイコミックなんです。
ここまで5人の方がそれぞれのお好きな本を紹介されてきましたが、私は思いっきり空気を外し、明日発売する自分の本を紹介させていただきたいと思います。(今回、出版する本について書かないかとお誘いをいただき、大丈夫なの??と思いつつ主催者様のお言葉に甘えさせてただきました)

さて、夜行バスというとどんなイメージをお持ちでしょうか?
周りの人に聞いてみると、眠れない・隣の人が近くて気まずい・安いけどその分大変…とあんまりポジティブじゃない感じ…。
でもね、夜行バスは今進化してきてて、とってもおもしろいんです!
本書では最近の夜行バスの種類や、乗車する時に必須な便利グッズなどを紹介しています。

色々おススメポイントはありますが、今回お伝えしたいのは「夜に移動する」おもしろさ。
いつもならこれからゆっくり休もうかという時間に家を出る、非日常感と高揚感。
夜眠っている間に目的地へ向かう夜行バス。
何もせずに自分とゆっくり対話する静かな時間…。
うとうとしながら、自分が今どこにいるのかわからなくなるようなぽつんとした感覚を味わうのは、なんとも言えないわびしさを感じます。

そしてなんと言っても楽しいのが夜のサービスエリア。
(長距離移動バスでは、途中サービスエリアでのトイレ休憩が入ります)
私と同じように夜行バスでどこか遠くへ行く人、夜を通して荷物を運ぶトラックの運転手さん、家族旅行中なのかパジャマではしゃぐ小さな子ども…
日付も変わろうとしている深い時間に、様々な人がひとつの場所で思い思いの時間を過ごしている様子は、なんだか不思議な感覚に陥ります。

そんな人々のさざめきから抜け、真っ暗な広い駐車場を眺めながら熱いココアを飲んで過ごす時間が、私の大好きで大切なひと時なのです。
(近県のお土産がぎゅっとつまった店内を見るのも、もちろん楽しい)

なんて夜行バスの魅力や便利さ、まだまだ伝えたい事がいっぱいありすぎて全力を出した結果1冊の本ができました。

旅行に帰省に遠征に…年末年始に向けて夜行バスが活躍する季節が参りました。目的を持って乗るのはもちろんですが、夜行バスに「乗ってみる」目的で旅に出るというのもいかがでしょう。
そしてその際にはぜひ、こちらの本でバスの選び方や必須の便利グッズ、
車内での過ごし方や目的地の朝の楽しみを予習していただけたらと思います!

お試し読みのページができました!→http://matogrosso.jp/nightbus/01.html

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