地方配属の20卒が抑うつになり休職することになった経緯

はじめまして、おかゆです。

抑うつ診断されたため、入社して半年にして休職することになりました。

この記事では休職に至った経緯を書きます。


8月

地方に配属され新しい土地での生活と仕事を始めます。今まで縁もゆかりもなかった土地かつ事業者には異性しかいません。それでも、"1人で海外旅行とか普通に行くくらいにはぼっち耐性があるし同性もいなくてもなんとかなるだろう"精神でした。また、3年くらい頑張れば希望の事業所にきっと行けるだろうという希望もあったため比較的前向きな気持ちでした。

9月

仕事に全くやりがいを感じられず、孤独でつらいと感じる休日が少しずつ増えてきます。気晴らししようと思って外出しても周りは友人や恋人家族といて幸せそうな人ばかり、この世で1人なのは自分だけなんじゃという思いに駆られてすぐに家に戻っていました。次第には配属地そのものがとても憎たらしく思えてきて「〇〇じゃけぇ」とか言われると、もう一回言ってみろぶっ殺すぞという気持ちになったりもしました。(中国四国地方ご出身の方、誠に申し訳ございません。)

一方でこのままじゃまずいという気持ちもありTinderで友達探しを始めます。マッチした同い年の女の子と仕事帰りに会ってご飯に行くということもしました。しかしそれで得られたのは虚無感でした。というのもその子と一緒にいる3時間が方言故にただただ苦痛でしかなくその子に申し訳ないという気持ちとともにもうここで友達を作るのは無理なんだなと思ったためです。その子は配属地の隣県出身でかなり強い方言を話していました。

10月

QOLどん底の日々が続きます。例えば、仕事から帰っても無気力で呆然としてしまい、入浴したりする気力が起きませんでした。しかしお風呂に入らないとベッドに入れないという強迫概念があったため何とか入浴して結果眠りにつくのが2時、3時といった日々が続きました。それに加えて4時や5時くらいの早朝に起きてしまうのでもうまともに眠れませんでした。

また、精神的に追い詰められるような出来事が仕事中に起こります。同行中に先輩社員から理不尽なことで怒られ、人格も否定されたことでした。

結果として職場にいることが苦痛でしかなく勝手に涙が溢れてくるようなことが起こるようになりました。

10月末

以前に怖い思いをした先輩とまた同行をすることになりました。引き継ぎなどの事情もあったことからなんとか頑張るしかないと自分に言い聞かせますが、悲しい気持ちでいっぱいになってしまい同行前日の夜は家でずっと泣いていました。このままじゃだめだと相談した同期にアドバイスをもらった結果所長に相談することにしました。そうすると電話口などでも号泣、過呼吸になったりしてまともに話すことができないでいましたが所長は親身に話を聞いてくれて改善のために努力すると言ってくれました。

同行当日、所長は先輩社員に私が悩んでいる旨の話をしたようでした。その結果その後の先輩社員と同行してる時間はただただ苦痛でしかありませんでした。

一方で所長の善意を苦しく思っている自分自身を責める気持ちもとても強くありました。

だめになった日

朝起きてもまともに身体を動かせません。これじゃダメだと思い所長になんとか連絡をして有給を取り都内の彼氏の家に逃げ込みました。

その後はもう怖くてまともに仕事用のスマホも触れずとにかく現実逃避していました。それでも仕事のことを思い出すと勝手に涙が溢れてきました。

その次の日も怖くて仕事用のスマホを触れません。ついに無断欠勤をします。

しかし無断欠勤2日目、人事から連絡をもらった両親から電話がかかってきました。

なんでこんなにたくさんの人に迷惑をかけて生きているんだと死にたいような気持ちになりますが勇気を振り絞って両親にLINEを入れて所長にはプライベートのスマホからショートメッセージを送りました。

メンタルクリニック受診

明らかに今の自分はおかしいと思いネットで調べたところ適応障害というのが当てはまりそうだったので精神科を受診します。

結果抑うつと診断されました。

そして休職をしたいと会社に伝え今に至ります。


現在

抗不安薬の服用を始めたことや仕事と配属地から離れたおかげか不安な気持ちが今は全然ありません。またふとしたことで泣いたり自責の念に駆られて希死念慮を持つようなこともめっきりなくなりました。

本当は抑うつなんかではないんじゃ、というような気持ちもありますが環境が変わるとだいぶ改善されるという話も聞くのでそういうことだと思うことにします。

また、これからは休職中のことや手続きの内容など、同じようなことで悩んでる方が参考にできるようなことを書いていこうと思います。



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