究極、俺はこの世界で、凡人がちゃんと幸せになる映画が観たい。

「人生大失敗」的なドン底の場面からスタートして、割と現実的な手段や手筈を踏んで、実直に幸せになる映画が観たい。天才や狂人でなければなお良し…!

 コレがここ数年映画に望んでいる叶わぬ夢である。
 ホント、最近観た映画を振り返ると、まぁ、ハッピーエンドがない。

 例えば、最近また携帯の配信で観た「ジョーカー」は凡夫が狂人になるというのは良かったんだけど、狂人になった開放感がもう少しあっても良かった気がするし、全体的にクラシカルで「ファイトクラブ」の方が今観ても圧倒的に新しくて面白かったというのが正直なところ。

 一番最近観た新作の「ハスラーズ」は、しでかした罪のデカさと登場人物の内面描写(反省等を含めて)があまりに釣り合ってないんで、同じネタで違う監督に撮らせたら面白そうだなぁーっていうのが、少し時間を経た今の感想。

 真面目な話、この映画のネタは撮る人間と出す人間を取り替えて、同じネタで映画を作らせたら大傑作ができるんじゃないかと思う。

この後もツラツラと「パラサイト」の感想なんかも書いてみても良いんだけど、まぁ、今回の本題は一番最初に挙げたドン底から具体的な手筈を踏んで、成功する話が見たいって事。

 最近はその願いがバリバリと強まっている。
 
 大して面白くも無い上にミスを連発している仕事やコロナ騒動やら蓄財諸々の関係で干上がりつつある私生活を送る自分が何より悪いんだけれど、前より切実にそういう映画が観たい。

 どんなに現実がバカバカしくて、味気ないものかはイヤというほど分かった。けれど、フィクションくらいは、そういう何というか、ちゃんとしていて欲しい。泣いたって、喚いたっていい。けれど、最後は最近は切に願っている。

 …で、いろいろレビューサイト片手に漁って観るんだけど、何だか違うんだなぁー。

 例えば、武井壮がどこかで薦めてたから観た「ルディ」とか、小柄なアメフト好きの子が努力と計算の上に名門校に入って頑張る話とか大枠は良いんだけど、細部が何だか違うんだよなぁ…。
 体育会系だからダメって訳じゃないんだけど、何というか、ちょっとツボがズレてる気がする。ホント、悪い映画じゃないんだけど、ちょっと違う。

 こう書いている今も、パッとしない人生を送るボクサーが頑張る「ロッキー」とか、「素晴らしき哉、人生!」みたいに話の筋はボンヤリしか覚えていないけど、実直な主人公が良いエンディングを迎えたのは覚えてるような映画を記憶から反芻しているワケだけど、何だか違うんだなぁー。

 とりあえず、この1年、私の映画鑑賞の目標は「ドン底の場面からスタートして、割と現実的な手段や手筈を踏んで、ちゃんと幸せになる映画」を見つける事だと思った次第。

 ヒマを見つけて映画を観たり、いろいろやりつつ、書いてみようと思う。

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コメント (1)
川の底からこんにちは
とかですかね、ハッピーエンドかどうかは忘れましたが。
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