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小学生でもわかるモノの歴史シリーズ

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一見小難しいように思えることを分解して小学生でもわかるように説明します。
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#経済

小学生でもわかる金投資

第1章 金の歴史と金投資について

金は古代エジプトの王や古代ローマの金貨などに使われており、紀元前から人々に愛された金属である。純金はイオン化傾向が高く錆びにくいといった性質を持っている。純金は酸に強い金属であり、純金を溶かすには強酸である王水を使う必要がある。金はその珍しさから価値のある金属と見なされ、金は円でもドルでも換金できる金属である。そのため金は危ないときに値上がりする傾向にあり、有事

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小学生でもわかる入るべき保険について

保険とは何か?

保険とは不幸が起こったときに貰える配当金のことである。

前の記事にも書いたが、もともと保険は不幸の宝くじである。貿易が活発だった大航海時代において商船が沈没してしまうと損害は商船の持ち主が支払う仕組みである。商船の持ち主が支払う負担を減らすためにいつもは保険金を海上保険会社に支払って、商船が沈没した場合は海上保険会社から保険金が貰えるという仕組みである。

カジノのルーレットに

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小学生でもわかる経済の歴史

1部. 物々交換と貨幣の始まり
原始時代の人々は農業や狩りで獲得した物を交換していました。例えば、リンゴ2個につき普通の魚1匹といったように相場を決めていました。しかし、このような方式で行くと片方だけ得をしてもう片方が損をしてしまいます。そこで、人々は大きな魚はリンゴ3個と交換、珍しい種類の魚はリンゴ4個と交換といったように大きさや珍しさで物の価値を決めることにしました。こうすることで、誰も損をし

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