第4次産業革命って何を目指しているの

第4次産業革命は「起きる」のではなく「起こす」ための準備をしている人為的革命だったりします。

第1次産業革命は「蒸気」による発展でした。
第2次産業革命は「電気」による発展でした。
第3次産業革命は「コンピューター」による発展でした。
何かが発明されて、そこから開発が進み、人々の暮らしはより便利により豊かに発展してきました。
さて第4次産業革命は「なに」による発展が予定されているのでしょう。

「世界経済フォーラム」には「第4次産業革命センター」なんてものがあります。

ちょっと調べてみたら、ご丁寧に日本センターまで設立されてました。
「世界経済フォーラム」がもつグローバルネットワークの一員として、日本政府やグローバル企業、スタートアップ、国際機関、そして市民社会などと連携しながら、革新的な政策的枠組みを共同で設計・調査・立案・構築するとしています。

ここまでくると私の想像していた革命を「起きる」「起こす」のレベルをはるかに超えています。グローバルテクノロジーガバナンスのためのネットワークを構築してまでして革命を「起こしたい」わけですね。

しかも内容が多岐にわたっていて第4次産業革命ではこれが発明されたからこの分野の技術の発展をめざしていきましょうというというものではなくいっぺんにあらゆることを進めていきましょうてな感じで、AI、VR/AR、MaaS(自動運転)、IoT(Internet of Things)、シェア経済、あらゆる技術革新に挑戦していくように受け取れます。

ちなみにこのフォーラムの総会について、、、
スイスの実業家で大学教授でもあったクラウス・シュワブ先生の提唱で1971年に発足したそうで、総会は毎年1月にスイス東部の保養地ダボスで開催されているため通称「ダボス会議」と呼ばれています。

その「ダボス会議」は世界を代表する有識者、政治家や実業家や専門職の方々が一堂に会して今後こんな世界になっていくだろうという仮説を立てて、そのなかで問題があればどうやったら解決できるだろうという解決方法について討議するため、話題は豊富です。

「ダボス会議」で

【今日生まれた子供が、将来働くときに現在存在しない仕事に就く確率】

それが65%だと…

鴨頭嘉人さんがあらゆる講演でこの数字をつかっています。

これに関しての根拠を調べてみましたが、納得のいくレポートがダボス会議からみつかりません。

らないのでおそらくですが、、、
米デューク大学の研究者であるキャシー・デビッドソン氏が、2011年8月のニューヨークタイムズ紙インタビューで語った「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」というコメントしたことがネット上で散見されるので、これが根拠なんだろうなと思っています。

長女の小学校入学が2013年度、次女三女が2016年度なので今年中1になった長女が就職するころに本当にそうなっているのかちょっと楽しみにしています。

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