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【詩です】変わらないのあかし

変わるのは こわい
生活 周り 時間 人
することや されること
変わるのは こわい

自分が 変えられてしまう

花が咲きこぼれ 浮かれても
甘くて切なげな 風に流されて
戻ってしまいたい 待って
できないと わかっていても

すべて 変わっていってしまう

ふっと見上げると 満ちた月がいう
光と影のさじ加減かもしれないよ
変わるが変わらないの あかしだよ
すべてが ゆっくり動いているだろう

きみも動きつづける 鼓動とともに

満ちた月が 高くのぼっていく
手を伸ばせば 届きそうで
さっきの声は 遠のいていく
光だけが触れる こころまで

満ちていく 欠けていく
満ちていく 欠けていく

鼓動のように 動きつづける
変わらないの あかし

今日がほぼ満月ですので、押韻の詩にしてみました。
春のはじめの満月。
夜お散歩して堪能しました。

変わるのは、ちょっとこわいですね😊
それでいいような気もします。

おやすみなさい😌

尾方佐羽


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