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クラウドファンディング成功のために、実行者が普段から心がけた方が良いこと ー浜通り 2000-2003 福島プロジェクトを見てー

久々のnote投稿です。

福島県浜通りの、震災前の日常を写真集にまとめるプロジェクト

写真集『浜通り 2000-2003 福島』 故郷の伝承と誇りを伝えていく

が動いています。

※2020年1月30日追記
本note執筆時には、50%の金額も集まっていませんでしたが、本日、無事に目標金額が集まりました。

復興庁クラウドファンディング支援事業コーディネーターとして関わらせていただいているプロジェクトの一つです。

実行者であるカメラマンの須賀武継​さんは、震災前から、福島県浜通りに通って写真を撮っていました。須賀さんはそこで出逢った、震災前にあった当たり前の日常を、写真集の形で伝えようとされていらっしゃいます。

そして、このプロジェクトの影の立役者ともいえるのが、こちらのnoteを書いているマキタシホさん。

このプロジェクトがなぜ必要なのか、どれだけ価値があることなのかを自分の言葉で心を込めて表現されています。

私は、東日本大震災があって2年後に、生まれて初めて福島を訪れた。だから、震災前の福島の姿を知らない。
今、周りにいる人達は、いつだって前を向いていて、あの頃(震災前)のように元通りにしたいというよりは、新しく町や暮らしをつくるという気持ちが大きいと日々感じる。だから、過去の様子に興味をもつことはなかったように思う。
また、毎年3月11日が近づくと、マスメディアは関連するニュースを報道する。それらは、「被災地は今」といった感じで、あの日からどのように復興が進んでいるのかを伝えるものばかりで、それまでのことは、まるでなかったことのようになっている。そう感じるようになったのも、最近のことだ。
私は、震災のなかった福島を知らない。
(中略)
出版予定の見本誌や掲載予定の写真を展示会に見に行った。
知らなかった福島に、ただそこにあった暮らしに、感動した。
大熊町の坂の下ダムの写真には心を奪われた。
ため池の周りに植わっている桜はとても鮮やかなピンク色。
釣りをしている人、ボートに乗る人、絵を描く人。
穏やかで、あたたかい、春の”ふつうの一日”。
その写真をみるまで、私の頭の中の「大熊町」は、包み隠さずいうと、福島原発のイメージがただただ漠然とあって、暮らしている人がいることもたくさんの人が働いていることも知っているけれど、どうしても生活のイメージがもてずにいた。工場などが立ち並ぶ、灰色っぽいイメージだった。
写真1枚で、イメージが塗り替わった。
生活をしている人たちの風景や色を知ったうえで、今の大熊町を思うようになった。

※全文は、note本文をご覧ください。

様々なクラウドファンディングのプロジェクトを見ていて、成否を決める最重要ポイントは「実行者が最後まで成功を信じて続けられること」。そして、そのために必要なのは、「そのプロジェクトの価値と実行者のことを心から信じ、どんな状況でも最後まで応援できる人」の存在と思います。

準備やプロモーションがうまくいって、開始直後に目標達成するプロジェクトももちろんありますが、多くのプロジェクトは、ジリジリと伸びていって、支援期間終了の直前でゴール、というパターンが非常に多いです。

なので、挑戦する方の多くは、途中で孤独になります。「このままだと無理だ」「どうせ自分には無理だったんだ」「いくらSNSで投稿しても、チラシを渡して支援をお願いしても、みんなこのプロジェクトに興味ないんだ」という気持ちになります。(当事者として自分も経験済み)

支援をお願いするというのには、けっこうな心理的な負荷もかかります。

そんなときに大切なのが、「そのプロジェクトの価値と実行者のことを心から信じ、どんな状況でも最後まで応援できる人」です。たった一人でも、心から信じてくれる人がいるだけで、実行者にとってはどれだけ救いになるか分かりません。

なので、タイトルの「クラウドファンディング成功のために、実行者が普段から心がけた方が良いこと」が何かというと、「一人でも良いから、心から共感してくれる仲間を作り、その人のことを大切にしましょう」です。

冒頭で紹介した写真集『浜通り 2000-2003 福島』 故郷の伝承と誇りを伝えていくのプロジェクトに関しては、マキタさんという圧倒的な応援者がいるので、それだけで、成功の期待がグッとあがっています。

テクニカルなことを言うと、インフルエンサーであったり、マキタさんのようにWEB上で文章がかける人が応援してくれることも、成功確率を上げるためには重要ですが、そういった戦術の土台に「プロジェクトの価値を信じて応援してくれる人がいる安心感」があることは非常に重要です。

我々も、コーディネーターとしては、最後まで、実行者の理解者・応援者であるという気持ちを持って隣に立つことが、最も基本であるとも思っています。

この記事を読んで少しでも興味が湧いた方は、ぜひ、プロジェクトページと、マキタさんのnoteをご覧になってみてください。

双葉郡にある「ふたばいんふぉ」で1月23日より、同写真集に併せた写真展も開催中です。

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株式会社エフライフ代表取締役。2012年8月に福島県にIターン移住。ローカルスナックSHOKU SHOKU FUKUSHIMAの店主や、福島の地酒と地つまみのマリアージュセットが毎月届くfukunomoの編集長。1on1セッション無料で承ります。