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死んだ人と一緒に居る方法

それは、想い出とともに生きること。あなたが、いつまでも生き通すこと。お目通し下さり光栄です、願いが叶う店・西陣の拝み屋です。
本日11/29(火)対面デー、ご予約満了となりました。
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いや、昨日は怒濤でした。平成の戸締まりはじめとして観に行く予定だった映画「マイブロークンマリコ」。ちゃんと調べて、何度も調べて「11:45」って上映時間確認してたのに、当日の朝二時間前に「実は10:10」と気づく・・・・・・もうどれだけぶっ飛んだんだよって話です。パニックになりたい気持ちを抑えて、必死にとりあえず必死に向かいました、出町座。蓋を開けりゃあ、40分くらい前に現地について、小さな本当に小さな街シネマだから、併設の本屋さんとかみながらボーッと待っていたわけですけれども。もうその間もいろいろ、刺さる刺さる、痛いから。

この映画館は、実はえみこには怖い場所。ここで見る作品は大概、何かを突き刺すのです。今考えれば、「風の電話」をみたのもここだった、そして大好きな映画「ヴィレバンの逆襲」を知ったのもこの映画館だったというお話(観に行ったのは別の街シネマ)。映画自体は、思ったほど共感性もなく、妙に淡々と、本当にあり得ないくらいに淡々と観ていたわけですが。気になったのは劇中に出てくる「遺骨」「亡骸」という二つのキーワード。このキーワードはそれこそ2019年に他界した盟友そのもので、わたしは骨になるまで彼女に会えず、今考えても不思議なのだけれどご家族が残していて下さった棺の中の写真、つまり亡骸の写真を見て彼女の最期を死後半年が過ぎてから見送った、という経緯がありまして。「えみちゃんが葬儀に行ってないってどういうこと?」と結構いろいろなところで言われましたが、特にここでは控えたいと思います。(つまりまあそういうことだ)聞きたい人は会いに来て下さい笑、お話しして進ぜよう。

えみこにとってのマイブロークンは、20年前に逝った親友だけどこの映画の中でしきりに遺骨が出てくるのを観て、盟友も近くにいてくれることが判って、二人との再会がちょっと嬉しかったのです。そして、85分という短編の終盤、この一言でクロスカウンターを喰らう。

「考えたんですけれど。死んだ人と一緒に居るには生きるしかないんじゃないでしょうか?」

窪田正孝さんの台詞はいつも怖いのよ、ホントに怖いのよ。すらっと真理を真っ向から投げる言葉が多いから、大好きな俳優さんであるけれど、本当にいちいち泣きそうになる。かつて「不能犯」を観たときも「人はそれが誰かのためなら動くんです」という真理を直球で投げてきて、本当に泣かされました。

大切な人が居なくなった後の世界を生きるって、実は結構地獄になってしまう人が多いのですが。そりゃそうです、一旦空っぽになるわけだから。喪失感とか、ロスとか(意味は同じ)仕事柄お話聴くことも多いですが。そして、そんな人たちの役に立つことが20年前親友が故人の通訳であった当時の師匠の口を借りてわたしに残された唯一の遺言だったわけですが。その遺言に従ってここまで生きてきました、20年。しんどいことも反吐が出そうなことも、折れたことも殺され掛けたことも生まれた街を追われたことも、馬鹿にされたことも幾らもあったけど。それでも首の皮一枚この世界にしがみついていたのはきっと、彼女の遺言があったからなんだと思うんです。なのに。なのにですよ、20年が過ぎようかってときに、今度はいうわけです。

「ずっと一緒に居られるから、もうちょっと生きててよ」
なんだそれ、そうじゃないだろ、友だちってそうじゃない。そんなんじゃないだろうがーーーーーーー!!(滾る)

いや、判ってるんです。魂は死んでも終わらないけれど、人生は死んだら終わるわけです。その人生の時間軸は肉体に紐付けされているから一度死んでしまったら、霊体が何をしようがそこに意味はなく。むしろ忘れられたくないからやってんだよね?的な話になるわけで。人間最後は骨になりますけれど、その骨がその人生があったことの最後の証になるわけでして。だからこそ「骨まで愛して」になるわけです。
「あなたが生きている限り、わたしも一緒に生きていられる」
その事実は、ちょっとどうしていいか分からないくらい泣けたけれどでも、心のどこかで判っていた気がします。伊達に20年あの子と生きていない。
「自分の人生とか、こんなもんだって思うしさ。絶対あいつより先に、一秒でも先に死んでやるんだ。絶対に看取らせてやる、でもさ、子どもが いたら、そう簡単に死ねないよね」
婚家での生活がしんどすぎて、そんな弱音を彼女に吐いていたのは20代の終わり。数年しないうちに彼女の命に賞味期限がつくということを思いもしないころの話。死ぬことの実感も、人生を取り戻すほどの勇気も気力も全くなかったあの頃。死ねない理由があるから生きている、そんな世界を生きていたわたしは、彼女を失い、靈氣を得て、人生とはクリエイティブなものであると気づき離縁した。20年、死ぬために死ねない理由を抱えながら生きてきたわたしの脳は、どうも生きることに関心が薄いらしい。だからこそ、彼女は令和の終わりにこのプレゼントを持ってきてくれたのかもしれない。

「あたしね、最後まで生ききることができなかった。
 だからそれはあなたに代わりにやってきて欲しいの」 

それは逝ってしまった二人の友だちの願い。
「簡単に死にませんよ。もっと生きますし、必ず直しますから」
癌が判ったときそう言っていた盟友は、闘病の中でやがて生きるということについて語らなくなっていった。言葉巧みな術者の洗脳攻撃を敗れず、盟友の最期に会うことは叶わなかった。そんな不出来なわたしにさえ、友人を介し言葉を残してくれたあの子。「あの子は休まない。休まんといかん、無理しすぎや」一緒に辻堂秘密基地で働いていた間、何度も聞いた「休んで下さい」の言葉。最期まで、あの子はそれを口にしてくれたんや。

会いに行けなくて、本当にごめんよ。

「本当に故人と話せるんですか?」通訳の依頼を受けるとき、何度となくこんなことを言われたりする。えみこの信用も、信頼も、まだまだこんなもんなんやな。そう思わずに居られないけれど。でもこれからは、少し違ってみることができそう。
「あなたが生きている限り、故人と一緒に居られます。話せないと思われるなら、話せないのかもしれませんね」
うん、それがえみこのスタンス。それでいいのだと思うのです。

通常は一人一回しか行わない骨上げを「あんたがやれ」と二回することになった親友の葬儀。それはそこから15年以上が経って骨上げはおろか葬儀の参列さえ許されることがなかった盟友の分の先払いだったのかもしれない。分骨されて戻ってきた小さな白い箱に入った盟友。たった一度だけ手を合わせに行ったけれど、そこにももう二度と行くことは許されない。死後たった一度だけしか仏壇に手を合わせられないのは、親友も盟友も同じという奇遇。なぜ一度だけだったのか、向こうに行ったら二人に聞いてみたい。いまそんな風に思っているのです。ま、まずは一日でも一秒でも長く、幸せに健康に生きのばそう。わたしが生きている限り、あの二人は死なない。そのことが、きっと彼女たち二人の力になることがあるのだから。

拝み屋は、死んで終わりじゃないからさ。いまからでもきっと、できることがあるんだよね。だからこそ、だからこそよ。「生きてくれ」と頼まれたなら、それをまっとうし生ききるよ。大好きなあたしのダチ、死ねない理由をありがとう。このギフトとともに、令和の人生を生き抜きます。一日でも、一分でも、一秒でも長く、ね。

ありがとう、大好き。



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