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■豆ごはん界の新常識!?

温暖な地域ではもう終盤(早いっ!)寒冷な北摂の山の畑ではこれから収穫を迎える旬の野菜の一つ「実えんどう」。
実えんどうと言えばまず最初に食べたいのが豆ごはんですよね。昨日の朝に検証していたことのひとつがこの「豆ごはん」でした。

豆ごはんは実えんどうの豆を鞘から取り出してごはんの上に乗せて炊くのが主流だと思います。農薬不使用のものなら鞘も一緒に乗せて炊くと出汁がでて美味しいというのが通説で、うちもそうしています。


でもこのやり方だとごはんが炊き上がった時に豆の食感や香りが抜け過ぎている気がして、最近は「ごはんには鞘だけを乗せて炊いて、豆は別に炊湯掻いて炊き上がったごはんと混ぜる」というやり方をしていました。

これだと豆の食感も香りも良いし色も綺麗。ただ豆ごはんの一体感はいまいちなのと、別々にやるのはなかなか大変。

とレンバイのやさいを食べるお話会で話題にしたらみくり食堂さん @smikuri_shokudo が「豆を取り出さずに鞘ごと上に乗せて炊いたら簡単だし美味しいよ」と教えてくれました。

確かに豆と鞘を一緒に炊くならわざわざ豆を取り出す必要ないよな、と目から鱗が落ちた感じ!いてもたってもいられなくなって翌朝さっそくやってみてました。

そして結果は…いままでやった中でダントツに美味しい!!

豆が鞘に入っていることで豆の火の通り具合もバッチリ。豆を鞘から取り出すのも持ち上げて振るか指でしごくとパラパラと落ちるので簡単。なんでいままで気づかなかったんやろ?

これは豆ごはん炊き界?の新常識になるかも!?

今日は宝塚のうめうめfarmさんから収穫してすぐの実えんどうが届く予定なので気になった方は試してみてください。

ちなみに豆類は収穫してから時間が経つと甘さが急激に落ちていきます。なので収穫した当日はそれはもう最高に甘い!全然違うと断言できます。

旬は一瞬、なのでこういう記事も早く書かないとやさいの入荷が終わってしまう。このライブ感が飽きっぽい自分が約20年八百屋をに続けられている理由なのかなと思います。

#実えんどう #豆ごはん #オガクロ #八百屋

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