幸運の鍵 第781話

《令和5年5月26日(金)》

人生って、ただ流れに従って生きているだけだと、どうしても刹那的な生き方になってしまいますね。金銭的に余裕がある時は表面的な欲求は満たされて、楽しく過ごすことができるでしょう。しかし、人生に成すべき使命があるとしたらどうでしょうか?快楽に任せて物欲的な生き方をしていると、必ずどこかで落とし穴にはまるものです。何故なら、自分が生まれてきた目的、この世で成すべき使命を忘れて逸脱した生活をするからです。進むべき道からそれた時、天は必ず修正の気付きを与えて下さるものです。楽な道、楽しいだけの欲望の道は、決して人生の使命ではないはずです。細菌学者、野口英世は次のように言っています。

「私は少しも恐れるところがない。
私はこの世界に、何事かをなさんがために生まれてきたのだ」

使命を果たすためには、辛い道をも歩まないといけません。スポーツにおいても世界一を目指すためには、世界一辛い練習に耐えなければいけないのです。どうしても、人間は辛いことを避けたがる習性があります。それは恐怖から逃れたいと思う気持ちと同じです。ある意味当然のことですね。しかし、何かを成そうとチャレンジする時には、辛いことにも恐怖にも打ち克たなければいけない時が必ず来るものです。今ウクライナでは、ロシアの侵略を撃退するために、多くの若者が志願して戦線に赴いています。死の恐怖は、恐怖の中でもおそらく最大の恐怖でしょう。しかし、祖国を守るという使命を感じた若者達は、その恐怖に打ち克っているのです。もし辛いことがあったら、そこから逃げるのではなく、これを乗り越える先に成すべきことが待っているはずだと、前向きに勇敢に立ち向かってほしいと思うのです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!