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幸運の鍵 第613話

《令和4年12月8日(木)》

人が難しいことにチャレンジする時の最後の決め手は、できるという信念、決して諦めないという強い決意を持ち続けることです。何事を成すにも、悲観的な思考や心のブレは達成への一番の敵になりますね。スポーツの中でも練習では物凄く強いのに、試合では弱いというタイプの選手がいるものです。練習での勝ち負けは重要なことではないので、失敗も気にせずにプレーできますが、試合においては勝ち負けが全てです。そこで気の弱さがチラつき、一つ一つのプレーに雑さが出るようになると負けパターンに陥ってしまうのです。米国の自己啓発書作家、アンソニー•ロビンズは次のように言っています。

「必要なことはただ一つ、できると信じることだ」

昨今の風潮で、精神力を軽視する論調が見受けられます。効率を重視し、データを分析していかに最小の力で最大の結果が出せるか…ということに力点が置かれるようになってきています。確かにそういう分析力はとても重要ですね。知能も技能も資金も有限の中で、いかに最大限の結果を出せるかを追求することは、国家や企業の存亡を左右します。しかし何事も人間が関わる以上、最後の決め手が精神力に依ることは、今も昔も変わらぬ事実なのだと思うのです。心にブレを生じさせない強い信念を持った者が最後の勝者になるのであり、そのために日々困難に負けない鍛錬を積むことが、何より大切なことだと思うのです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!