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ビアカップ受賞に思う Vol.56

先日行われたインターナショナルビアカップで、OGA BREWINGのフラッグシップ「三鷹PAペールエール」が銅賞受賞しました。
とても感慨深く、審査会での評価を心から嬉しく思います。一生懸命、審査にあたってくれましたビアジャッジ、関係者の方々に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。これをキッカケにさらなる飛躍へ繋げたいと思います。
審査会では、訓練された方の評価が、基準にそって行われます。送られてくるビアジャッジの審査シートを見ると、何が良く、何が悪かったのか、非常に客観的で参考になります。自分のした仕事を他の人に評価してもらうことは、独りよがりを防ぐ重要な手立てだと改めて思います。
では、評価とは審査会だけで行われているのでしょうか?
そうではないと私は思っています。通常の店舗提供、イベント提供でも常にお客様に評価されているのです。
審査会とちがうのは、お客様の「なんとなく」という感覚的な評価を受けることです。何が違うかを、審査会のように、明確な基準、文章ではなく、感覚的な「なんとなく、こう感じる」という主観的表現でお客様が仰る形になります。このような感覚的な評価にも耳を研ぎ澄ませ、その真意を探っていくことも重要です。
趣味趣向などあっても普遍的な美味しさや魅力がクラフトビールの中にはあると思っています。ですので、審査会やお客様の評価をもとに、飲んだ人がまず「うまっ!」と言ってしまうビールを目指していきたいと思います。
客観でも主観でも、分析とは、このファーストインプレッションの先にあるものだと思っているのです。

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