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駆け出しエンジニアが質問して良いタイミング

こんにちは(ogaaryo)です。

駆け出しエンジニアの方の中で、「どのタイミングだったら質問していいのか?」という悩みを持っている方に向けて、質問がOKなタイミングを解説していきます。

そもそもなぜ質問のタイミングで悩むのか?

まずエンジニアは自分で調べ、自力で突破することが必要になります。(※これはエンジニアに限らず全てのビジネスマンに共通して必要だと思います)

自力で突破する力を身に付けるためには、例えばエラーなどの実装で詰まってしまったことを全て質問し、それをそのまま行っているだけではいつまでたっても自力で突破する力は身に付きません。

その一方、駆け出しの方は1つのエラーの解消に数日かかってしまうこともザラにあるので、時間効率が悪いのでは無いか?と感じることも多くあると思います。

私も駆け出しの頃は1つのエラーに数日間ないしは1週間ぐらいかかってしまったことも多くありました。

自力で突破する問題解決力の向上」と「問題解決の効率性」のバランスを考えなければならないため、質問をして良いタイミングが悩みどころになります。

補足:自力で突破する問題解決力向上の重要性

補足として問題解決力向上の重要性についても触れておきます。そもそも、エンジニアの価値の本質は「ITで問題を解決することができる」です。

例えばWebサービスを作れる、プログラミングができるということは、あくまで手段であり、目的はWebサービスで何かの問題を解決することです。

そのため、「問題を発見と定義を行い、解決の仮説を立て、方法を立案し、実行するスキル」をトレーニングする必要があります。

例えば、エラーの解消などはまさにこのトレーニングを行うにはぴったりの題材です。エラーの解消を貴重なトレーニングができるチャンスと捉えて、問題解決力向上のトレーニングをすることをおすすめします。

質問して良いタイミング

本題に戻ります。それでは、私が考える質問をして良いタイミングを解説します。結論としては以下のチェックリストを全てクリアしていれば質問がOKだと考えています💪

✅ログは確認した?
 👉ログの読み方、出力の場所がわからなくてもまずは確認する癖を付けることが必要なため
👉読み方や場所がわからないなら同時に質問できるチャンス
✅ログの該当処理は確認した?
👉例えばライブラリ側で発生していたとしても該当処理は必ず読み、問題の原因を探る癖をつけましょう
✅ログの文言ググった?
👉とりあえずコピペで動くか試してみようとするケースが多いため、当てずっぽうでやっても成長しないことを痛感するチャンス
✅同種の処理をしている、社内ソース確認した?
👉アナロジーでアプローチすると解決はしやすいことを知るチャンス
👉ある意味では「ログの文言ググっている」のと変わらないが、社内担保されているかどうかは大きな違いがあるため
👉書いた人に直接聞けるなら意図も汲み取りやすい
✅原因の仮説立てた?(的外れでも)
👉仮説無いとそもそも議論ができない
👉仮説無いと再現性が無く、学びにテコが効かない

まとめ

質問をしてそれを実行すれば短期的には時間効率が上がったように見えますが、長期的にはそれではいつまでも問題解決のスピードは上がりません。

上記で挙げたチェックリストをもとに自分のチェックリストを作ってみることをおすすめします!


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