社長は商品よりも人をみる

おはようございます。

6月もあっという間に最終日。
いつものようにコーヒーを淹れました。

最近、ドリップし終わった後の豆かすが残ったフィルターをキッチンに放置しています。

消臭効果があるらしい、です。

どうでもいいので、本題いきます。笑



結論、社長は商談時に商品よりも人間を見ているということです。

無敗営業でも書かれていました。
商品よりも所作や人間性で受注を決定すると。

箱売り、いわゆる商品力で受注をするのは簡単だが、営業という人間に価値を感じ受注をするのは容易ではありません。

無敗営業を見たあとに、社長商談があったのでより一層意識してみました。

この案件が受注できたので、記録として残しておこうと思います。

先方は眼鏡市場のフランチャイズを何店舗か経営する会社です。
10月に、新店舗がオープンするということもあり、オープニングスタッフが数名欲しいとのことでした。

まず、商材の提案をする前に、僕が行ったことは、

ZOOMコンサルティング

です。笑

ZOOMの社員かのように、先方のPCをセッティングしました。(電話で)

先方が使用しているPCの製品を調べ、対応方法やZOOMのインストールの方法、音声のセッティングなどあらゆることを調べました。


この時、僕は商談をするためにやるのではなく、先方が今後も使うであろうZOOMをしっかりと使える様になって欲しい。という気持ちが強かったです。

結局、初回商談はZOOMのセッティングで終了しました。

社員としてではなく、1人の人間として先方の経営環境を整えたかったのです。


2回目商談で、やっと商材の提案をしました。
しかし、メインはプロービングです。

理由は、先方が社長ということもあったので、

企業理念や店舗運営について、もっといえばメガネ業界に対してについても「学ぶ」姿勢でヒアリングしました。

すると、

採用をすることで実現したいあるべき姿、いわゆる裏のニーズを引き出すことができました。

メガネ業界はただの販売ではなく、購入していただいた後もメンテナンスや再購入など、長期間の販売に繋がる。
そういった意味では、一人ひとりに多くのファンがついて、ブランド化させたい。

こうしたビジョンを聞くこともできました。

あとは、この想いを
「自社の商材であればこのようにして実現することができます。」
とサポーティングするだけです。

他社と比較して云々ではなく、
あくまでも自社商材であれば、ビジョンを実現するソリューションを提供できます。のスタンス。

あとは見積もりを出して、ご判断いただくだけです。

幸いなことに、その場で
お願いしようかな。と仰っていただきました。


決定要因を伺ったところ、
商品の話をする前に、あなたが営業としてここまでやってくれたから安心感がある。

と言っていただきました。

この時、ファーストキャリアで営業職を選んで心から良かったなと感じました。

商品ではなく、人間で売る。

それが役職の高い方であればあるほど、大事な要素になってくると感じます。

逆に、ノルマなどがある担当者であれば、人間性の要素にプラスα箱売りの質も求められるので、もっとスキルを磨いていく必要があります。

今日はこの辺で。

2021.6.30

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