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8月1日日記(日記85)

8月になった。
今年ももうとっくに折り返し。
11月になったら、就労移行支援に通い始めて1年になる。


厳密に言うと、9月の終わりから体験に行っていたから、あと1ヶ月もすれば、1年ってことでもいい。


昨日は、担当の支援員さんとの最後の日だった。


朝、おはようございます、とあいさつをして、今日で最後ですね、と言うと、



さみしいですね。明日からはニートです!


と、笑って仰っていた。


午後、最後の面談があって、ほんとうは心配かけたくないけれども、無理するのもちがうかな、と思って、最近不安に思っていることを、全部伝えた。



支援員さんは、目を見て話を聞いてくださる。
うなづいてくれて、相槌をうってくれて、支援員さんの考えを伝えてくれる。
わたしの言うことを、一度ちゃんと全部受け止めてくださる。
受け止めたうえで、こんな考え方もあるよ、こう捉えられたらいいかもしれないよ、と、伝えてくれる。


わたしは、それがとてもうれしかった。
ありがたくて、いつも支援員さんとおはなしをしたあとは、こころがふんわりするのだった。


わたしの支援員さんは、いつもいつも、にこにこしている方だった。
相談しているときに、いつも真剣に話してくださって、でも最後にはにっこりと、


大丈夫ですよ。
はじめさんはがんばっていますよ。
自分を追い込まなくていいですよ。


と、笑ってくださるのだった。


その笑顔に、どれだけ救われたかわからない。
その笑顔を支えにして、すこしずつすこしずつ、がんばってきた。



面談の最後に、ほんとうにお世話になりました、◯◯さんのおかげで、ここまで元気になることができました、と言うと、


支援員さんはにっこり笑って、


そんなことないですよ。こちらこそありがとうございました。はじめさんが、ご自身でしっかり納得されて就職できたという報告を、たのしみにしていますね。


と、言ってくださった。




今朝、目が覚めたとき、



あ、今日から支援員さんはいないんだ、



と、真っ先に思った。



思ったら、昨日までは平気だったのに、急に「いない」という実感がわいてきて、さみしさが、喉元まで迫り上げてきた。


でも、と、思う。
でも、でも、さみしいけど、ここでがんばれなくちゃ、支援員さんに顔向けできない。


せっかく、あんなに、時間を共にしてくれたんだもの。
ここでがんばれなくちゃ、おんながすたる、ってもんです。


昨日までの日々をお守りに、やったことのない就活を、8月からはがんばるのだ。


はじめさんはすこし、突っ走るところがありますからね。



と、笑いながら支援員さんに言われたことばに気をつけて、今日からまた、こつこつと、やってゆく。



支援員さん、ありがとうございました。
こんなこと、伝えられないから、ここに書きます。




だいすきです。

投げ銭?みたいなことなのかな? お金をこの池になげると、わたしがちょっとおいしい牛乳を飲めます。ありがたーい