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七赤金星・二〇二〇年十二月七日~ 二〇二一年一月四日の運勢

「七赤金星・2020年12月7日〜2021年1月4日の運勢」は
・中央に廻座する
・年盤は七赤金星
・易を用いて運勢を紐解く
・今月の恋愛運
・今月の経済運
・今月の健康運
・ラッキーカラー、ラッキーフード、ラッキーグッズ
・強運な日、吉方
・毎日の運勢
で構成されています。
無料公開は「中央に廻座する」の冒頭のみとさせて頂きます。
続きは購入後、お楽しみ下さいませ。

◎中宮に廻座する

 今月の七赤金星は五黄土星の本籍地:中宮に廻座する。今年は年盤上でも中宮に廻座し、何かと周囲の話題に上ることが多かった。
 様々な話が持ち込まれ、それによって人間関係に悩みが生じた七赤金星も多かったと思う。この星は元々楽しいことを好む。だけど、今年もたらされた話の内容は、楽しいことばかりでなく、アドバイスのしようがない悩みだったり、些細な依頼であったり、はたまた離婚の相談であったりと様々で、それぞれに生真面目に耳を傾けてきたから、かなり精神的に疲れたことと思う。
 それでも、この星はここまで、懸命にそういった周囲の願いに応え続けた。周りの願いを敏感に汲み取り、その願いを叶えるために、かなりの隠れた努力を続けてきたことと思う。だけど、そういった苦労は周囲はまるで見ていないから、まるで「自分だけががんばっている」なんて思っているのではないか。
 人に囲まれながら感じる孤独感は、一人きりで過ごすときに感じる孤独感よりも一層の深さを持っている。そういった中にあって、ここ数ヶ月は自分自身の生活もいそがしくなってきて、正直、身体が悲鳴を上げてしまいそうだ。にも関わらず、今月はまたしても依頼の嵐が七赤金星の周りに吹き荒れることになる。息苦しいひと月となりそうだけれど、そういった話がもたらされたのにも理由がある。目をそらさないようにしたい。
 また、中宮は「八方塞がり」といって、流派によっては凶方と考えるところもある。よそのことに口を出すつもりはないが、社会運勢学会は中宮を凶としないということを宣言しておきたい。
 中宮というのは、仏教でいえば須弥山であって、最も高い場所だ。だから、間違いなく最も運勢が強い場所なのである。そこを間違えないこと。
 ただし、須弥山が聖なる場所であるのとは違い、中宮には五黄土星の「腐敗」という意味も付される。だから、「自分は一番高いところに立った」と思い上がった瞬間、足元は腐敗を始め、崩壊すると考えているわけだ。
 それを戒めるためにも、自身の本籍地に暗剣殺が入る。だけど、それは逆に言えば、足元をしっかりと見つめれば、運勢は間違いなく強いということでもある。
 中宮の運勢を活かすには、「中央」であるということを理解することだ。中央というのは、周囲八方位と平等に接する場所だ。だから、今月はやって来る人、やって来る話に対して平等に触れなければならない。
 この「平等に触れる」というのは、気学の心構えの項でお伝えする内容だから、多くの人が聞いたことはあると思う。村山先生はよく「好き嫌いは無くしましょう」とおっしゃっていた。本当にその通りだと思う。今月の七赤金星は好き嫌いをせず、あらゆるものに平等に触れたい。
 ここまで吉方を用いて引っ越しをしてきた人にとっては、「顕現期」のひと月となる。どのような形で吉がもたらされるかは注目しておこう。ときおり、「吉方を取ったんですけれど、何も良いことが無いんですよ」と言う人がいる。吉方を「良いことが起こる」と理解していることがすでに頭が痛いのだけれど、まぁ、それも仕方がないことなのかも知れない。
 吉方というのは「吉は気地」であり、どの方向性に心を向けるかということを重視している。例えば四緑木星を吉方に用いて引っ越しをするのであれば、自身が四緑木星の気を獲得するという宣言であって、四緑木星の象意が向こうから勝手にザクザクやってくるというわけではない。
 四緑木星の気とは、心の整いであり、周囲との協調であり、手を両手いっぱいに伸ばして広げることだ。引っ越したからと言って、心がこのような「四緑木星らしく」なって来なければ、チャンスに気づくことは出来ない。
 四緑木星の吉方は「縁談あり」だから、「南東に吉方で引っ越したのに、良い縁が来ない」という人がよくいる。そのときは、鏡をみて欲しい。自分のファッションはいかがだろうか。四緑木星というのは「整う」だから、自分に似合っていて、かつ周囲の邪魔にならないファッションが出来ていねばなるまい。

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九星気学と易を用いて、毎月の運勢を鑑定してまいります。 また社会情勢なども含めて鑑定していきます。 「運勢占い」と銘打っておりますが、一般の「占い本」とはずいぶんと雰囲気の違う仕上がりになっていると思います。 このマガジンでは「九星別の運勢(一白水星〜九紫火星)」と「月の運勢の鑑定のポイント」「コラム」など全11本の記事をまとめて購読出来ます。 占い好きもそうでないけれど東洋思想の世界に触れたいという方も、どちらにも楽しんで頂ける内容となっております。

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