見出し画像

漠然と考えている個人的作品の構想

みなさんは、誰からも頼まれなくても何かを作る...ということをしたことがありますか?

最終的に誰かに売るとか、何かの賞に出すとか、そういうのを抜きにして、ただただ自分が作ってみたいと思ったから作る、という自己満足的な行為。

デザインが課題解決として問いを解く行為だとすれば、アートは問いそのものを作り出す行為とも言えます。

これはどっちが上とかの話ではなく、完全に別の役割です。


学生時代は学校から出る課題以外に、個人的な創作活動も行なっていました。研究寄りというか、勝手にやっている感じで、年に1-2回はギャラリー展示へ出したりもしていました。

社会人になり、慌ただしい日々を過ごしながら頼まれてする仕事をずっとしていると、いつのまにか頼まれないのに作るという機会が激減していきます。頼まれてもいないのに作るモチベーションを維持するのは、かなり難しいのです。


やらない理由が溢れている

頼まれないで作るということは、製作費用はすべて自腹の持ち出しです。

製作する時間も作らなければいけない。

独身&学生ですべてが自分の時間と自分のお金だった時と、結婚して子供のいる現在では時間もお金も使える許容範囲がぜんぜん違います。

やらない理由、やれない理由なんていくらだってあるんです。言い訳を簡単に作れる環境ほど、創作は難しくなっていくんですね...


で、何度も書いているからしつこいかもしれないんですけど、プロになって10年以上...そんな思いが積もり積もって、ついに自腹発注のDIYでお店を作ったんです。

営業許可も取れているし実際に営業もしているのでお店にはちゃんとなっているんですが、実はまだ未完成というか、永遠に未完成な感じなんですよね。

営業しつつアレもコレも足りない!ってなっていますし。

でもせっかくセルフ発注のお店なので、もうちょい作品っぽい挑戦をしたものも取り入れて行きたいなぁ...というのも漠然と考えているんです。

そこで、今日は吉祥寺のお店でコレから製作して取り付けようと思っている「茶器用の棚」の構想をスケッチと一緒にお話をしていこうと思います。

今月はもう4本以上書いているので、このスケッチ記事はオマケな感覚ですが、完全に僕の頭の中の話なので有料範囲にさせてください。定額マガジン読者の方々はいつも通りサラッと目を通してもらえれば嬉しいです。

今回はここから定額マガジン向けです!
定額マガジンは月500円で4本以上お届け。
2019年11月中購読で今月分がぜんぶ読めます。
12月以降は単発購入のみになります。

ここから先は

1,449字 / 4画像

¥ 200

いただいたサポートでnote内のクリエーターさんを応援!毎月末イチオシの新人さんを勝手に表彰&1000円サポート中🎉 あとはサポートでお酒や甘味で妻や娘のゴキゲンをとります。 twitterは @OFFRECO1 Instagramは @offreco_designfarm