マガジンのカバー画像

店舗設計士の日常

487
ステキなお店作りのヒントや、コツなどをプロ目線からお伝えします。インテリアデザイナーとして過ごす日々の出来事や趣味の話も。
運営しているクリエイター

2020年3月の記事一覧

今月のイチオシnoteクリエーター(2020年3月)

今月のイチオシnoteクリエーター(2020年3月)

世の中はなんだかザワザワしていますが、月末恒例のこちらの企画はむりやり平常運転です。

勝手にnoteの中のイチオシの人を選んでサポートで投げ銭して崇め奉る企画!もうだいぶ溜まって来て、恒例感ありますね。

過去のアレコレはマガジンになってるのでどうぞ。

選考基準として...

・note内で初めて知った人
・noteでのフォロワー数が1000人未満
・実際にお会いしたことがない人を優先

とい

もっとみる
こんな時の情報受発信のお作法

こんな時の情報受発信のお作法

感染症の話で持ちきりでアレなんですけど、不安が先行してちょっと震災の時みたいになりつつあるのでここで一回深呼吸〜!!!

はい、落ち着きましょう。

人間は不安な時に「きっとこの不安は当たっているのでは...?」と思いながら情報を調べるとですね、不安が正解になっている情報を摂取しちゃうバイアスがあります。

で、脳は不安な情報を見つけると「思った通りじゃん!」と嬉しくなっちゃうんですね。不安を肯定

もっとみる
10000人へのありがとうと、SNSの数字の裏側

10000人へのありがとうと、SNSの数字の裏側

noteのフォロワーさんが10000人を超えました!え?ホントに?と思わず自分のページを何回もリロードしたのですが、バグじゃなさそうです。

今年の1月28日頃におそらく初期登録のおすすめユーザーになったようで、一気にフォロワーさんが増え始めました。

実はどれくらいの投稿数やフォロワー数でどんな反応があるかは経過をずっとデータとっていまして、フォロワー数や投稿数の推移を見られるサービスもあります

もっとみる
これはさすがにマズいのです / お店のランニングコスト

これはさすがにマズいのです / お店のランニングコスト

このまんまだと都市封鎖すんぞという会見が開かれて、気づけば緩んだ危機感がまたドキッと締め直されるような今日この頃...

リモートワークに外出自粛、そしてついには飲食店も名指しで行くなよと言われてしまいました。

「週末に多くの人が外出したり、平日でも夜の飲み会などをしたりすることは感染リスクを高めるおそれがあるので、こうした機会を避けることは必要だ。また、平日の仕事を自宅で行うという取り組みは個

もっとみる
弱くなることは、悪いことではなかった

弱くなることは、悪いことではなかった

ずっと強くいたいと思い続ける20代だった。仕事も何もかも成果を出してねじ伏せるマッチョ思考。

それは一種の中毒で、思考が強気だと言動も強気になり、今思えばある種の威圧感のある振る舞いが多かったと思う。

30歳の時、そんな鼻っツラを折られた事がある。

そこから37歳の今まで、2〜3年に1回くらいのペースでダメな時期がきて凹まされる。

その瞬間はもうつらいんだけど...でも、もしもそういう体験

もっとみる
空間にもっと手触りを取り入れたい

空間にもっと手触りを取り入れたい

キャリアの中で最も長く、最も強みになっていて、一番稼いでくれている空間デザインのスキル。

もともとは高校でマシンクラフトという機械設計の学科に入ったのがスタートだったのだけれど、いわゆるプロダクト=工業製品の設計を学んでいるうちに椅子などの家具=インテリアに興味を持ち、そこから家具の置かれる空間へと興味が発展していき今に至る。

なぜかその興味は室内にとどまり、建物そのものを設計する建築へと拡が

もっとみる
おいしいパンのある暮らし

おいしいパンのある暮らし

朝食がパン派になったのは、新卒入社してちょっとたって実家を出て一人暮らしを始めた時からだった気がする。

朝ごはんをわざわざ作るのもめんどくさくて、仕事終わりの帰り道にスーパーやパン屋さんで買ったパンを翌朝にあたためて、溶かすだけのカップスープで流し込んで家を出る。そんな日々だった。

お店をデザインするという仕事柄、いつの間にかパン屋さんの設計も手がけるようになり、気づけば競合調査や市場リサーチ

もっとみる
育児新兵に贈る、洗濯戦線を乗り越える道具たち

育児新兵に贈る、洗濯戦線を乗り越える道具たち

ついにというか、長女が4年間の森のようちえんが終わり卒園しました。

長かったような...短かったような...

そんな紆余曲折のアレコレは先日noteで書きました。

で、この中で何度も「洗濯が地獄」と書いていたのですが、マジでいわゆる洗濯じゃないんですよ。相手は泥、枝、葉っぱ、ナゾノクサです。

当然ですけど、そのまんま洗濯機へGo!なんてできるわけもなく...

こういうのですからね。一緒に

もっとみる
冒頭に挨拶なんていらない

冒頭に挨拶なんていらない

noteを読んでいると、冒頭で「こんにちは、〇〇の〇〇です!」みたいな書き出しの人がたまにいますね。定型文っぽいなぁ...と思いつつ、かなりの確率でスルーしてしまいます。

他にも、冒頭で興味を削がれてそもそもクリックして本文を読むところまでいかないパターンが結構あります。

で、なんでみんなこれを書くんだろう?と疑問に思っていくつか見回ってみて気づいたのです。書き手側のパターンがあるように読み手

もっとみる
森のようちえん卒園式、娘を4年間通わせてみて

森のようちえん卒園式、娘を4年間通わせてみて

森のようちえん、という活動を知っていますか?

もともとは北欧発祥の、園舎がなく森で過ごす保育をする活動です。

人工的な遊具をあまり使わずに自然の中のもので工夫して遊んだり、雨の日も雪の日も屋外ですごしたり、基本になる思想はあるものの他の幼児教育よりもゆるいのが特徴です。

幼児教育というと、世界三大幼児教育が有名です。モンテッソーリ、シュタイナー、レッジョ・エミリア。都内なら「まちの保育園」さ

もっとみる
それはコストなのか?ギフトなのか?

それはコストなのか?ギフトなのか?

経済的な不安やら先行きの見通しの修正に追われつつある今日この頃...頭をよぎるのはどうしても「生産性の高さ」みたいになりつつあります。

まぁ実際問題、今の世界の状況はどう見ても不況まっしぐらですよね。

よりによって局地的な一部産業が震源の経済ショックではなく、世界中で同時多発ですから、もはや影響は避けられないでしょう。

仕事や暮らし...どうなるんですかね?

と、不安になる時に限って「こん

もっとみる
平穏な日常を取り戻そう

平穏な日常を取り戻そう

モヤモヤしている。やることが雪のように少しずつ積もっていき、気づけば床が一面真っ白になっているような感覚...

慌てて少しだけ積もっているtoDoを払う。その合間に、他のところでもやることは少しずつ増えていっている。

いっそテトリスの縦棒のように、まとめて消せたらいいのになぁ...なんていう横着なことが頭をよぎる程度にはボンクラなのだけれど、一面がまっしろになると頭の中もまっしろになる。

もっとみる
ポップアップレストランの作り方

ポップアップレストランの作り方

2月にはじめた「ポップアップをやってみよう!」サークル、さっそく入ってくれたメンバーが第1回ポップアップレストランを4/5(日曜日)に開催します!

今回はお二人のコンビでの開催。スモーブローという北欧のオープンサンドウィッチがテーマです。【ご予約・キャンセル待ちも受付中!】

ちょうど感染症の騒動などが被ったこともあり、サークルはほそぼそとスロースタートな感じ。

まぁもともと開催側も参加する側

もっとみる
失敗に先回りなんてしなくていい #聞いてよ20歳

失敗に先回りなんてしなくていい #聞いてよ20歳

ハッシュタグ投稿企画を個人開催している人がnoteでも増えてきて、わりとSNSで交流のある人たちがやっていたりするのでたまに覗いているんです。

で、タイミングと自分の中の意識が揃ったらなるべく参加しようと思っていて、頭の片隅に置いておいたら投稿期限を過ぎていたりします...

書くことは無限にあるんだけれど、書く時間が足りないんです。読む時間も、仕事も、家事も育児も、やることは山盛りだから。

もっとみる