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○○年前の自分へのアドバイス

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店舗設計を仕事にして10年超え。就職、独立、結婚、育児。人生中盤スタート地点、キャリアも中堅を迎えた今だからこそ伝えたい、昔の自分へのアドバイス。
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2019年7月の記事一覧

人は環境と習慣でしか変わらない

人は環境と習慣でしか変わらない

今の状況を変えたい、何かをしたいと思ったら、するべきことはぼんやりした決意とかではなく行動の習慣化です。もしくは環境そのものを変えてしまう。それ以外ほとんどの方法は、現実の生活の前ではほぼ無力です。

今日言いたいことは上記でおしまいなのですが、もうちょっとちゃんと書きますね。

決意表明は意外に無力よくSNSなんかで見かけるのですが「今日から毎日更新します!」とか「年内にフォロワー〇〇人目指しま

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お金の話をしよう

お金の話をしよう

もっともっとお金の話をしよう。
芸大で非常勤だったときには「学生が知りたいことを教える」みたいなユルフワぶっつけ本番勝負みたいな講義をしていた。ゼミくらいの規模だったことと、誘ってくれた先生が寛容だったからというのもある。

もう数年前に辞めたけれど、いい勉強になりました。そして学生はお金にすごい興味がある。芸大に限らずお金の講義はもっと大学とか高校とかですべきだと思っている。

給与は自己申告制

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「そもそもを考える力」を養う

「そもそもを考える力」を養う

謎のアイデア集団をスタートして数ヶ月。
たくさんのたまごプランナーたちのアイデアと接する中で共通した弱点があることに気づいた。それは…

そもそもを考える力

私は野良で育ってきたプランナーなので、アイデアの発想のところを伝えてきた。しかし、みんなとアイデアセッションする中で「そもそも力」的なものが弱いことに気づく。

アイデアは芽だ。土からちょこっと出た芽。これを出し合っている。
強いアイデアと

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キミは知っているだろうか。 ボクが生まれるたった15年前まで、女性は投票できなかったということを

キミは知っているだろうか。 ボクが生まれるたった15年前まで、女性は投票できなかったということを

つい最近なんだ。
遠い昔にあったこと、ではなくて、ついこないだのことなんだ。

ボクが生まれるたった15年前の1946年4月10日に、初めて女性が投票できる総選挙が実施された。

だから、キミのおばあちゃんは、女性に選挙権がない時代を知っている。

どっか遠い国のお話ではない。
この日本でのお話だ。

日本だけすごく遅れていたわけではない。
日本の後に女性参政権(当時は婦人参政権と呼んだ)が認め

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1/100を作ろう

1/100を作ろう

10年くらい前から、若い人たちにいつも伝えていることがあります。

それは「 1/100(100分の1)をいくつか作るといいよ 」ということ。

ほとんど同じようなことを藤原和博さんも言っていて(たぶんボクと同じころに言い出されたと思う)、その後それを受けてキンコンの西野亮廣さんも言及し話題になりました。

ボクはこの考え方をとても大事にして生きてきたんです。

特にこの「変化の激しい時代」におい

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【痛む果物は、サクセスストーリーですか】

【痛む果物は、サクセスストーリーですか】

最初に

この記事は、20歳になったばかりのただバズった女子大生が書くものです。

私にはタイに住む聡明なマネージャーが居ますが、彼のように人を惹きつけるような文才はあいにく持ち合わせていません。
きっと彼がこの記事を見たら「目に余る文だ。」と言われるかもしれませんね...

それ以前に、下書きに残ったままのお蔵入りコンテンツになるかもしれません。出すか出さぬか、それさえ曖昧な気持ちで書く文であ

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大切な人を亡くしたときに

家族を失って立ち直れないという話を聞くようになった。

よく書いているが、私は8歳の時に母をがんで亡くした。幼い頃から、従姉妹、祖父母、友人など、なぜか人を弔うことが多い。2年前も大切な人を亡くし、その時はさすがに死んでしまおうかと考えた。とはいえ父はまだ存命で、自らの人生を不幸だとは思わない。

死別は人が生きていく上で経験するかなり大きな絶望だ。回数を重ねれば慣れるものでもなく、精神が強くなる

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「ソーシャル老害」の哀しみ。

「ソーシャル老害」の哀しみ。

こんにちは、岡山史興です。「次の70年に何をのこす?」をコンセプトに、70seedsという会社を経営しています。

規模の拡大を目指す経済が行き詰まりを見せる中で、「小さな営み」が持つ価値や可能性を考えるnoteを描いてきました。

さて、最近SNSでこんな声をよく目にするような。

 「SNSを自然に楽しめない」問題。

少し前から「Facebookはおじさんのもの」なんて言われていましたが、T

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0708「『臭い』を仕事にする」

0708「『臭い』を仕事にする」

アイデア出しというか、ブレインストーミングというものが、嫌いなわけではなくて、苦手とまでも行かなくて、まあもちろんその中で何がしか良いものをつくってきた部分もあるが、ずっと「これやってるとこぼれてしまう、言葉ではわかってもらえないんだけど妙に人が動いてしまうような何か」というのはあるよなあ、と思っていた。

なんでかというと、そういう会議体で採択されるアイデアっていうのは、参加者の合意というか、

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クリエイターの弾丸は有限か無限か。

クリエイターの弾丸は有限か無限か。

1日に投稿されるnoteの数が1万件を越えたそうだ。

同様にインターネットに存在する情報量はとんでもなく増えている。世界中の海岸の砂粒の数に等しい(無限だ)と言われるほどに。

ここ数年で、何者かになろうとした僕たちから溢れ出した情報は、想像できないほど大きく溢れ出したように思う。異常なほどに。

承認欲求が満たされる場所を探して、新しいプラットフォームができればそこに群がり、満席になればまた、

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若いうちは、Who力よりもWhat力を伸ばそう

若いうちは、Who力よりもWhat力を伸ばそう

業界で一目置かれる存在になりたい!

Twitterのフォロワー1,000人ほしい!

noteのフォロワーを増やしたい!

と、自分に注目してほしい人が増えています。

何度も言うけれど、若い頃は知識も経験も少ないんだから、他人から一目置かれるWHOの力が弱いんです。

だから、普通の人がnoteの自己紹介でいくら自分語りをキメても、そんな見ず知らずの人の年齢・職業とかコダワリとかイキザマとか誰

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自分のキャパは何で決まるか(4種類のキャパの話)

自分のキャパは何で決まるか(4種類のキャパの話)

キャパオーバーしてしまうと、自分を自分らしく保てなくなりますよね。ということで、今日はとても大事な「キャパ」の話。

予定がないから休む、ではなく
休むという予定を入れる
先日、大学にお邪魔してお話しした時に、学生から「つい自分の予定を詰め込み過ぎて、ヘトヘトになってしまうんですけど、どう管理すればいいですか?」と聞かれました。分かる分かる。

その時、僕はふたつのことを伝えました。

ひとつめ。

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失敗とアウトプット

失敗とアウトプット

先日、Twitterで「成功しようが失敗しようが関係ない。何かに挑んだ経験をした人は、成長してしまい、先に行ってしまう。それを繰り返してる人には追いつけなくなる。」って書いたら、なんとなくいつもより反応の数が多かったんです。と言っても、ハートマークが50個ぐらいなんですけど。てへ。

普段の私の「経過報告」みたいなTweetは、無反応みたいなものだから、私にしては反応を感じたんです。てへ。

SN

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「ギャラなしでもやります」は、アウト。

「ギャラなしでもやります」は、アウト。

「ギャラをどうやって決めていますか」という質問があったので、参考になるどうかは知らないけど、「写真の部屋」の記事を無料で公開する。

俺が20代の頃。駆け出しのデザイナーだったある日、今まで仕事をしたことがないプロデューサーに会議室に呼び出された。名の知られたグローバル・ブランドの企業広告を作るにあたって日本からもアイデアを出して欲しいらしく、手伝えと言われた。

巨大なブランドの仕事だから、俺に

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