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Episode of コーチング(自身の強み編)

 仕事で「無能扱い」されること程辛いことはない。

 何回やっても遅い、出来ない、どうして俺は出来ないんだと自己嫌悪に陥る。そうして自分で自分を責めて心を病んで行く。

 努力が足りない、自分がやれることをやってないと言われればそこまでではある。しかし、本当にそうなのだろうか。

 人間にはそれぞれ個性があり、得意・不得意がある。僕は学校に通っていた時に体育と音楽の時間は本当に苦痛だった(部活動は体育会系だったが笑)。つまり、何かをする時に何度やっても息を吸って吐くようにリズム良く出来ないということだ。このような経験を誰しもがしたことはないだろうか❓

 僕はこのようなことが仕事上でも起きていると考える。
 
 周りを見ていても、慣れた手つきですぐに出来る人となかなか出来ない人がいる。もちろん経験の差はあるだろうが、仕事をやらせてみると息を吸って吐くように出来る人と出来ない人との差を感じる時がある。
 
 この時に周りは出来ない人に対して無能の烙印を押す。そして押された人は自分は無能だと自己嫌悪に陥ってしまう。前提として言うが、その人が最大限努力し、改善してそれでもダメだった場合に限るが。
 
 就活・転職をする際には、自分にはどんな強みがあり、出来るのかを把握してから活動するべきなのではないか。配属の際も、その人の適正を考慮して配置する。

 ここで注意してもらいたいことは、やりたい仕事を選ぶのではなく、自分が出来ることにフォーカスして選ぶ事が大事なのではないだろうか❓

 もちろん仕事なので、雑用等やりたくないことでも何でもやらなければならないのは当然ではあるが、、、雑用から学べることはたくさんある。  

 僕自身、この強みを納得するまで完全に見つけられていない。この先どうして行くのかまだ模索している状況である。だからコーチングを身に付けて、その力で未来を切り開いて行きたいと考えている。そして、悩める多くの人を助けたいと思っている。

                                 Takuya

 Mihoko先生に質問です。         
 
 Q:上の文章に書いた通り、仕事をする上で労働者の強みや出来ることにフォーカスして仕事を探すと書きましたが、この考え方は今の世の中の流れとしてのジョブ型雇用であり、今後スペシャリストが増えていくことと同義ですか❓

A:気合いの入った質問をありがとうございます。
 
少し厳しいことを言えば、新卒であろうが経験者採用であろうが、免許や資格を含む仕事上の強みやスキルを身につけた人材を企業は欲しがります。賃金などの待遇も変わってきますので、広義にはあなたの言うスペシャリストの人材は増えていくのでしょう。
 
日本企業が長く採用してきたメンバーシップ型とは、新卒一括採用で異動や転勤を繰り返し、事業を横断的に携わらせて人材を長期に育成していく雇用のあり方(良い要素)ですが、会社側が配属を決めるので、自分はやりたかろうがなかろうが、やらなければならない、まさに、Takuyaさんが味わってきた世界でした。そこには、年齢や社歴などによる年功序列が存在し、個人のスキルや強みを埋もれさせてしまう、本当に自分にとって適材適所なのか?と疑われるような要素もありました。それとは逆に、同一労働同一賃金の法律の施行の下、テレワーク、時短、副業などの多様な働き方が生まれ、会社としては労働生産性を上げるために専門職や高機能人材を獲得し、適所配置するジョブ型雇用が採用され始めています。

Takuyaさんも職場では対人関係で傷ついたり、また、奮起してスキルを取りに行ったりと努力をなさっていますね。ジョブ型は就活・転職活動のタイミングのみならず、企業内の既存従業員にも採用され始めているので、大きな可能性が広がっているのも確かですね。

mihoko

Mihoko先生ありがとうございました。これからの時代、そのような専門分野に特化した人材が多く採用されるのであれば、より一層得意なことに磨きをかけていくことが重要になってきますね。

 

  


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